ゆうプリタッチ初体験! ヤフオク×日本郵便コラボ商品の使い勝手は?

ヤフオクやメルカリ等、個人間で荷物をやり取りする「CtoC」分野に向け、日本郵便が「e発送サービス」なるものを始めました。ヤフオクでいうところの「ゆうパック(おてがる版)」「ゆうパケット(おてがる版)」です。

今回、初めて「ゆうパケット(おてがる版)」を利用してみましたので、その使い勝手や注意点などをご紹介したいと思います。

なお、「おてがる版」の概要や特徴については以下の記事でご紹介しています。

2017年6月、ヤフオクの商品発送に新たなサービスが加わりました。日本郵便が提供する「ゆうパック(おてがる版)」と「ゆうパケット(おてがる版...

開始早々、ローソンは長期システムダウン

ヤフオクに出品していたものが売れ、落札者が「ゆうパケット(おてがる版)」を指定してきました。一度使ってみたいと思っていたので絶好の機会です!

宛名書きなどの煩わしさから解放されるので出品者としては大歓迎…なのですが、こんなときに限って、システムトラブルが起きていました。

ニュースサイト等にも載っていたのでご存知の方も多いと思いますが、ローソンから発送することができなくなってしまった、というのです。
発生は6月28日で、数日で直るのかと思ったら、9月11日現在で復旧していません。

郵便局からの発送は圧倒的に不便…

「おてがる版」を発送できるのは以下の2つの箇所に限られます。

  • ローソン(Loppi設置店)
  • 郵便局(ゆうプリタッチ設置局)

前者は全国的にダメですが、後者の郵便局は、今回のシステム障害でも生き残っています。

何局ある? ゆうプリタッチ設置局

前者はほぼすべてのローソン(12300店)が該当しますが、後者は何局あると思いますか? 2017年7月現在では1000局です。

1000局と聞けば多いように思えますが、47都道府県あるので、1県平均で20局程度にしかなりません。実際には偏在しているので、東京都には100局ぐらいあるようですが、鳥取県などわずか4局ですよ!
東京都の場合、集配を受け持つ郵便局とほぼイコールのようで、23区なら区内に数局、都下だと市内に1局という感じです。

ゆうプリタッチを設置する郵便局は、2017年内に5000局まで拡大するとされています。主要駅前など、繁盛している局に設置していくのでしょうか。

(2017/9/11追記)今のところ、地味に増えてはいますが、劇的な増加はありません。

なお、Yahoo!地図で対応郵便局を検索することができます。どの程度の頻度で情報が更新されるか分かりませんが、今のところはこれを頼りにするしかありません。

ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)取扱店(Yahoo!地図)
https://map.yahoo.co.jp/location?mode=jppost

郵便窓口が開いていないと使えない!

いずれにしても、郵便局はほとんどの場合に24時間営業ではないので、勤め人にとってはかなり不便です。

ゆうプリタッチ端末だけなら、ATMコーナーの横などに設置し、窓口の営業時間外でも利用できるようにする、という方策も考えられます。
しかし発送手順上、荷物は郵便窓口に差し出さないといけないので、結局は郵便窓口の営業時間内に訪れる必要があります

今日現在の端末設置局はほとんどが大規模局で、夜間や休日も「ゆうゆう窓口」というところで郵便物を受け付けてもらえます。

(2017/9/11追記)夜間や休日にゆうゆう窓口(時間外窓口)が開いている郵便局でも、ゆうプリタッチ端末が通常窓口付近に設置されていて、夜間・休日には利用できない場合があります。「郵便窓口が開いているから必ず差出可能」というわけではありません。

が、今後新たに設置される局のほとんどは通常の営業時間、すなわち平日の9~17時に行かないと発送できないということになります。
勤め人は荷物を持って出勤し、昼休みにコソコソ郵便局へ行かないといけないわけです。まあ、オットーは平日このスタイルでやっていますが、休日に発送できないというのは不便ですね。

結論として、ローソン早く復活してくれ! この一言に尽きます。

往復20分、ゆうプリタッチとご対面!

…と文句を言っていても始まりません。システム障害を理由に発送しないわけにはいかないので、職場最寄りのゆうプリタッチ設置局へ行ってきました。真面目に歩いても往復で20分かかります。

ゆうプリタッチ端末の探し方

暑い中、ようやくたどり着いた大きな郵便局で、まずは端末を探します。

大きな郵便局で端末を探す際には、「ゆうゆう窓口」(時間外窓口)の近くをまず当たってみましょう
夜間や休日など、通常の窓口が閉まっているときにもゆうプリタッチ端末は利用できるはずです。それならば、夜間や休日にも立ち入れるエリアに端末があるはず、というわけです。

(2017/9/11追記)前述のとおり、ゆうプリタッチ端末が通常窓口付近に設置されていて、夜間・休日には利用できない場合もあります。

案の定、端末は建物の入り口からすぐのところ、ゆうゆう窓口の前にありました。

これがゆうプリタッチだ!

意外にも先客がいたので2分ほど待ち、いよいよご対面です。全体像は冒頭の画像をご覧ください。

小型プリンターと、ハンディタイプのバーコードリーダーを組み合わせた端末でした。本来は手で持って使うバーコードリーダーを専用スタンドで固定し、読み取りエリアを固定にしているというのが何となくアナログな感じで面白いと思いました。

今、写真を見てあらためて思ったのですが、バーコードリーダーをスタンドから取り外し、手で持って使ってもいいんですかね? そこまで確認しませんでした。

→(2017/07/12追記)確認しました。スタンドから取り外すことは可能です。ガイドに従ってタブレット端末を置いてもなかなかQRコードを認識してくれなかったので、手でバーコードリーダーを持ったほうがやりやすいかもしれません。

タブレット端末でヤフオクの取引ナビ画面を表示し、QRコードを取得。これをリーダーに読み取らせると、すぐにプリンタからラベルが出てきました。「引っ張ると紙詰まり」と大きな字で書いてあるので、慎重に切り取りました。トイレットペーパーの要領です。

ここで大失敗!ラベル再発行か?

出てきたラベルはこんなものです。

2枚出てきましたが(注:ゆうパックの場合は4枚出ます)、荷物貼付用は上の1枚でしょうね。無意識のうちにこれを剥がして荷物に貼り付け…あれ? これ、シールじゃないの?

表面の1枚を剥がしてしまったのですが、全く粘着力がありません。
実はラベルが3層構造になっていて、剥がすべきは裏面の1枚だったのです。

そもそも、ゆうプリタッチで発行したラベルは、窓口に持ち込んで発送手続きをするというのが正しい手順です。
ですから、あわててラベルを貼る必要はありません。ラベルは貼り付けずに窓口へ向かいましょう…って、作業台に書いてありました。

ラベル再発行となると面倒そうだなぁと思いながら郵便窓口へ向かいます。大きな郵便局の昼休み時間帯なのでけっこう混んでいて、この点もローソンのほうが便利だなと思わせます。

ようやく順番が回ってきたので、ひたすら頭を下げながらラベルと荷物を差し出したところ、「じゃあこちらで貼っておきますね」と特に問題視されませんでした。セーフ!

ただ、局員さんも機械の操作に手間取り、3回か4回ぐらい操作をやり直していました。始まったばかりですから、客も含め慣れてないんですよ!ということにしておきます。

最後にレシート状の控えを受け取って終了です。

なお、このレシートに12桁の追跡番号は記載されておらず、取引ナビで確認するしかありません。念のためQRコードも読み取ってみましたが、やはり追跡番号は含まれていないようでした。

(2017/07/12追記)ゆうパックの場合には、追跡番号の入った控えを別に渡されます。

発送後の動きは早い!

今回「いいな」と思ったのは発送後のシステムの動きです。

まず、郵便窓口で差出処理をしたので、日本郵便のサイトですぐに追跡可能になります
これがローソンへの差出だと、最寄り郵便局に到着するまで追跡可能にはならないと思われます(未確認ですが)。郵便局に直接差し出すメリットがあるとすれば、ここですね。

もっと重要なのは落札者に発送連絡がいくタイミングですが、今回の場合「差出から約30分後」でした。即時でないのが謎ですが、まずまず許容範囲内といえます。
ローソンに差し出した場合にも、最寄り郵便局で受付処理がなされれば、30分程度で発送連絡がいくと考えられます。

ヤフネコパックでは、荷物を(ヤマト運輸の営業所に直接)差し出してから発送連絡がいくまで数時間単位で待たされるので、この点は日本郵便のほうが優れています。

まとめ:実用になる人は少なそうですが…

以上、ゆうプリタッチ、そしてゆうパケット(おてがる版)を初めて利用してみて、得られた知見(そして失敗談)をご紹介しました。

日本郵便は、新たな端末を数千台導入し「やる気十分」という感じですが、正直言って利便性はイマイチです。
最大の問題は(大規模局を除き)平日昼間だけという営業時間。平日の昼間に出歩ける人ならともかく、そうでない人には実用的とはいえません。ローソンからの発送が復活すれば、少なくとも私たちは8割がたローソンを使うと思います。

ただ、端末自体は他の用途にも使えそうですので(たとえば一般のゆうパックのラベルを印字できるとか)、「おてがる版」に限らない、今後の新たな展開に期待したいと思います。

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