紫外線調査はじめました――紫外線アレルギーの方々に捧ぐプロローグ

突然ですが、当サイトでは「紫外線調査」を始めることにしました。

世の中には紫外線に過敏に反応する体質の人、簡単にいえば「紫外線アレルギー」の人が一定数います。程度は人それぞれだと思いますが、窓から差し込む反射光だけで皮膚が痒くなるという人もいます。

同じ悩みを抱える者として、そうした方のお役に立てるよう、いろいろな状況で実際の紫外線量を測定し、その結果を積み上げていきたいと思います。

日光過敏がひどくなってきた

ツマーは以前から日光過敏と診断されていました。日光を浴びると痒みが出たり、ひどいときには発熱したりします。

日光過敏といっても、その原因は紫外線とは限らず、それ以外の波長の光線である可能性もあります。
ただ、ツマーの場合、UVカットのガラスを通せば症状が抑えられることが分かっているので、主に紫外線が身体に合わないのだろうと考えています。

こんなことでも症状が…

ツマーの日光過敏は最近になって悪化し、かなりの微量でも痒みが出るようになってしまいました。

たとえばレストランに入ったとき。窓から一番遠い席を選んだのですが、反射光で部屋全体が明るくなっていました。10分もすると痒くなってきて、早々に退散です。

また、我が家の風呂場は北側に窓があり、直射日光は入らないのですが、反射光は入ります。昼間に入浴していると、やはり身体が痒くなってきます。
生活のリズムからいくと昼間に入りたいのですが、夏場は日が長いので、仕方なく夜明け前に風呂に入っています。別に日没後なら何時でもいいのですが、夜は疲れて寝てしまい、入浴できないのが常です。

日光過敏だと、外出はここまで大変!

このような状況だと、行動に大きな制約を受けますし、安心して外に出られません。

こう書くと、大方の人は頭では理解してくれると思うのですが、実際どこまで大変なのか、というのは実例を出さないとなかなか分かっていただけないと思います。事実、オットーがそんな感じです。

実録・日光過敏の家族旅行

ということで実例を出します。
この夏、久々に2泊3日で家族旅行をしました。行き先は「日光」ではなかったのですが、常に日光が気になって、落ち着かない3日間でした(ここ笑うところです)。

東京のタクシーは大体の車がUVカットのガラスを使っていますし、JRの通勤電車もほとんどがUVカットです。なので都内は不安なく行けたのです。

しかし、次に乗った長距離列車が問題です。あまり新しい車両ではないのですが、ガラスがUVカットになっているのかどうか?
乗務員さんに尋ねたところ、行き帰りとも回答はもらえたのですが、行きは「UVカットになっている」、帰りは「UVカットになっていない」とのことでした。
ということで、行きは安心して乗れたのですが、帰りは窓側席にも関わらず、2時間半、カーテンを閉め切って帰ってきました。ちょっとした隙間も作らないよう、カーテンの継ぎ目をクリップで仮止めするという念の入れようです。

ホテルも問題でした。客室もロビーもレストランも大浴場も、日光が反射して入ってきます。すべての施設が海側(東)に大きく開口しているため、朝は日光が直接差し込みます。2泊3日でしたが、2日目の朝、朝食をとっていたら顔が痒くなってきました。
結局、オーシャンビューの部屋なのに常時カーテンを閉め切り、ツマーは2日目の朝食以降、日没まで部屋から一歩も出ず、空腹は売店で買ってきたお菓子で凌ぐという、およそリゾートとは呼べない過ごし方でした。

バスツアーも「バス会社直販」でないと参加できない

また別の日、日帰りバスツアーに参加したのですが、バスのガラス窓がUVカットになっているかどうか、ということが直前になって気になり出しました。

仕方なく、当日朝に電話で確認しました。確証が得られなければツマーは不参加にする、と真剣に考えていました。

幸い、バス会社主催のツアーだったので、予約担当の人が同じ会社の別部署に問い合わせるだけで済み、待ち時間数分で「UVカットになっています」という回答を得られました。

しかし一般的には「ツアー主催者≠バス事業者」なので、「そこまでは分かりません」という結果に終わることのほうが多いでしょう。

ということは、使用されるバスの種類が事前に分からないという点で、一般的なバスツアーには参加できないということです。

実測値が安心を生む

ここまでお読みになって、いかがでしょうか。日光過敏を患っていない人からすると、正直言って「そこまで過剰に反応する必要あるの?」と思われたのではないでしょうか。

しかし、当人にとってはこれが現実であり、日々、不安と闘いながらの生活なのです。

この状況を何とかできないか?と私たちは考えました。そしてたどり着いた結論が「実際の紫外線量をひたすら測定すること」でした。

結局は、紫外線量の問題だ

この世に生きている以上、紫外線被曝ゼロの生活は現実的にあり得ません。屋内にいても、たとえば蛍光灯から紫外線が出ています。

しかしツマーは、蛍光灯の下で24時間生活していれば具合が悪くなりません。また、日傘をさして数分間なら外を歩いても何とかなります。

ということは、「紫外線を浴びても、この量以下なら問題ない」という「しきい値」が必ずあるはずです。

実際の紫外線量を測定すること、そしてツマーの「しきい値」を見つけ出すことで、今おかれている状況が安全なのか危険なのか、ということを定量的に判断できるようになります。それが安心、安全につながります。

測れば納得、測れば安心

日光過敏を患うと、日光に対して敏感に反応せざるを得ません。実際、屋内の反射光でも痒くなることがあるのですから。

しかし、紫外線の量は目で見て分かるものではありません。また、UVカットを謳っていなくても、結果的に紫外線の大部分を遮断しているガラス類があるようです。
ですから、一見危なそうに見えても、本当は安心していい状況である、ということがあり得ます。そんな状況下では心配するだけ無駄です。

こんなとき、実際に紫外線量を測ることができれば、そこに居続けるのが危険なのか?あるいは逆に居座っても大丈夫なのか?ということを数字で判断できます。後者だと分かれば、以後は安心して過ごせます。

また、「昼間、風呂に入れない」という悩みに対して、たとえば「窓ガラスにUVカットのフィルムを貼る」「よしずを立てかける」などの改善策が思いつきます。

が、その効果を定量的に測定できなければ、かりに対策しても「本当にこれで大丈夫なの?」と疑心暗鬼になります
対策前後で紫外線量を比較し、十分に低くなっていることが分かれば、安心して入浴できるようになります。

素人のにわか仕込みですが…

おそらく、日光過敏で問題になるのは「ある瞬間の紫外線量」ではなく、「ある一定時間に浴びた紫外線量の累計」だと思います。
真面目にやるなら、レントゲン技師が身に着けている放射線量計の紫外線版のようなものを身に着けることになるでしょう。

が、一般人にそこまでの対応は無理なので、当面は紫外線量測定器を用い、「ある瞬間の値」を測って記録していきます

全くの素人ですので、測定方法や測定値の解釈など、厳密には不備な点があると思います。しかしそれでもなお、同病の方へ、多少なりとも役立つ情報を提供できると信じています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

フォローする

AdSense 関連コンテンツ

スポンサーリンクと関連コンテンツ