JR東日本の電車で忘れ物! 最速で取り戻す方法は? 車内捜索の頼み方は?

先日、都内のJR線で忘れ物をしてしまいました。
すぐに取り戻す必要のあるもので、あわてて追跡を開始しました。

こんなとき、1分でも早く取り戻すには、まず何をすべきなのでしょうか?

たとえば、電車を降りて10分後に忘れ物に気付いたとします。以下2つの選択肢のうち、あなたはどちらを選びますか?

  • すぐさま忘れ物センターに電話する
  • 最寄り駅へ行き、駅の人に相談する

多くの場合、正解は後者、すなわち「最寄りの駅で相談する」ことが早道です
その理由を本記事で説明していきます。

ちなみに私たちは、忘れ物を1時間強で取り戻すことができました

「忘れ物センター」で探せるもの、探せないもの

駅以外の場所で忘れ物に気付いた場合、まずは電話で問い合わせたくなりますよね。
可能なら駅員さんに車内を捜索してほしいところです。

以下のページに、忘れ物をした場合の問い合わせ先があります。
真っ先にここに電話をする、という方も多いかと思います。
2018年5月現在、代表番号は「050-2016-1601」となっています。

お忘れ物についてのお問い合わせ(JR東日本)
https://www.jreast.co.jp/sp/info/wasuremono.html

ところが、「忘れてすぐ」の場合、この電話番号にかけてもあまり意味がありません

なぜでしょうか?

センターは捜索を依頼できない

「お問い合わせセンター」「お忘れ物承り所」「お忘れ物センター」(以下まとめて「センター」と書きます)で探すことができる、つまり電話で探せるのは、すでに回収された忘れ物だけ、と考えてください。

今まさに走っている電車に対し、センターの社員が捜索を依頼することはできないのです。

JR東日本では、回収された忘れ物を1点ずつデータベースに登録し、各駅から検索できるようにしているようです。

電話でセンターに問い合わせると、電話口の人は、このデータベースを検索して忘れ物を探します。
逆にいうと、センターの捜索手段はこのデータベースしかありません

電話するなら翌日午後が吉

何だ、センター使えないな!と毒づく必要はありません。
センターへ電話をするなら、忘れ物が回収されたころがよい、ということです。

いつごろ忘れ物が回収されるかは、電車の行き先やその後の車両の動き等により大きく異なるので、一概にはいえません。
しかし相当後になることを覚悟したほうがよいでしょう。

あなたが網棚に荷物を忘れたとして、それを社員に届けてくれる親切な乗客はそれほど多くないでしょう。

また社員にしても、電車が回送になるまでは網棚の荷物に手をつけないのが通常の動きだろうと思います。
荷物を置いたまま、ホームの自販機でジュースを買っているのかもしれませんからね。

これらを考えると、荷物が回収されるのは、乗っていた車両が回送になる、あるいは清掃のため一旦ドアを閉めるタイミングと考えられます。

山手線に代表される通勤電車の場合、車両は朝から晩まで車内清掃なしで走っていることも珍しくないので、回収が夜になる可能性も大いにあります

さらに、忘れ物を回収後、その情報をシステムに入力するまでのタイムラグもあります。
回収した部署で直接システムに入力するとも限りませんので、忘れ物が入力担当部署に届くまで、へたをすると半日ぐらいかかることがあるかもしれません。

以上より、センターへの問い合わせは、忘れ物をした翌日お昼前あたりがよいのではないかと思います。

もちろん、気になればそれより前に問い合わせてもいいのですが、そのとき見つからなくても諦めることはありません。

翌日のお昼前以降に再チャレンジすると、見つかる可能性が大いにあります。

逆に、翌日午後になってもデータベースに登録されていないとなると、忘れ物の発見はやや望み薄です。

今すぐ捜索依頼したいなら駅へ!

長くなりましたが、お忘れ物センターへの電話は即効性がないということが分かりました。

それでは困る!一刻も早く取り戻したい!となれば、最寄りのJRの駅へ行くことになります。

駅どうしの連携がある

走行中の電車で忘れ物の捜索を行う場合、実際に捜索してくれるのは駅の社員です

電車の終着駅に限らず、タイミングが合えば途中駅でも対応してくれることがあります。

ある駅から別の駅への申し送りは、忘れ物に限らず日常的に行われているようです。

たとえば車椅子で電車に乗る場合、乗車駅から降車駅に対して「この電車の何号車に乗りました」と連絡をするようです。

忘れ物の捜索もこれと同じ流れで行われます。

ただ、これはJRの駅どうしの場合です。

JR常磐線と東京メトロ千代田線のように直通運転をしていれば話は別ですが、一般的に、違う会社の駅へ連絡をし、さらに忘れ物の捜索を依頼するというのは、かなりハードルが高い作業といえます。

もし、JRから別の会社の路線に乗り継いだあと、忘れ物に気付いたのであれば、いったんJRの駅まで戻って問い合わせるのがよいでしょう。

駅のどこに行けばよい?

大きな駅だと忘れ物専用の窓口があるのかもしれませんが、まずは係員のいる改札へ行ってみましょう

複数の改札口がある場合には、主要な改札口がよいと思います。

マイナーな改札だと、最悪の場合無人ということがあります。
そうでなくても社員の人数が少なければ、忘れ物への対応も滞りがちになります。

乗った列車と乗った場所の特定が超重要!

駅員さんに話を聞いてもらえることになったら、いやその前から、「どの列車に乗ったか」「列車のどこに乗ったか」ということをなるべく詳しく思い出しましょう

一番の早道は、乗ってきた列車の「列車番号」を申告することです。これは、たとえば以下のサイトで調べられます。

えきから時刻表
http://www.ekikara.jp/

このページで乗ってきた列車の時刻を調べると、上のほうに「列車番号」が載っています。これが分かれば列車を完全に特定できます。
土休日に閲覧しても最初に平日の時刻表が出てくるので、その点は注意してください。

そこまでは無理だという方。
「どこの駅を何時発」、あるいは「どこの駅に何時着」ということを可能な限り正確に思い出しましょう。駅員さんが時刻表を調べてくれます。

そして、列車が分かったら、次は正確な乗車位置を思い出しましょう

首都圏のJRでは、ほぼ間違いなく「○号車」という表示が各車両にあります。これが分かればグッと探しやすくなります。
「進行方向左側」「車両前方」などの情報もあればベストです。

そこまで覚えていないという方は、「前から何両目ぐらい」といった情報でも構いません。
JRの場合、長ければ15両編成ということもありますから、乗った場所の情報が何もない状態では駅での停車中に探しきれません

そして、私たちの場合

以上のことをすべて知っていたわけではないのですが、私たちは忘れ物を1時間強で取り戻すことができました

ただ、最善の手を尽くせばもう少し短縮できたと思います。

降りるのを躊躇して時間をロス

私たちが忘れ物に気付いたのは、1本目の電車を降りて2本目の電車に乗り継ぎ、1分ほど経ったときでした。

今すぐ電車を降りるべきか?と悩みましたが、直感的に「あわてて降りるとかえって損をする」「ひょっとしたら別経路で追いつけるかも」と考え、何駅か進んでしまいました。

ただ、一旦降りた電車に追いつくというのは、よほど条件が整っていない限りは困難です。

たとえば山手線の東京→新宿のように、忘れ物をした電車が大きく迂回している。あるいは、各駅停車に忘れ物をして、それを快速で追いかける。そういうことでもなければ追いつけないでしょう。

今にして思えば、すぐに電車を降りて引き返し、もともと乗っていた電車を追いかけるのが正解でした

同じ路線の電車で後を追うので、追いつくことはありません。
が、途中駅で忘れ物を回収してもらえれば、すぐにその忘れ物を引き取れます。

駅で捜索を依頼

結局、4駅目でようやく電車を降り、改札口へ向かいました。

改札口で「始発駅の発車時刻」と「乗車した場所(○号車の前方、進行方向左側)」、そして荷物の特徴といった一通りの情報を伝えると、途中駅も含め、可能な限り早く捜索するよう手配してくれることになりました

走っている忘れ物をどこでつかまえるか。けっこう難しい判断になると思いますが、それをやってくれるというのですから有り難い話です。

これでようやく、もともと乗っていた電車を追いかける、という方向に舵を切ることができました。

移動中に発見の一報が!

乗り継ぎ中に、先ほどの駅から電話がかかってきました。

終着駅ではなく途中駅で、無事、忘れ物を確保してくれたとのことです。
現在地からは30分ほどの距離で、電車の終点よりはだいぶ手前。救われました。

ただ、1駅目ですぐ電車を降りて駅で相談していれば、単純に考えて、今回より3駅手前で忘れ物を確保できたはずです

さらに元の電車を追いかけ始めるタイミングも早まったので、10~15分は時間を節約できたように思います。

結局、忘れ物をしたのが8時01分、忘れ物を取り戻せたのが9時15分で、迷走したわりには早く決着しました。

ただ、そこから当初の旅行計画に復帰するのに30分以上かかったので、その日の計画は約1時間遅れとなってしまいました。

網棚に忘れ物をしないコツ

以上、忘れ物を早く取り戻す方法をご紹介しました。

しかし当たり前ですが、忘れ物をしないのが一番です

私たちは、これまでにも電車の網棚に荷物を忘れてしまったことが何度かあります。
そして「これなら絶対大丈夫」という対策も発見しています。

その対策とは、荷物を網棚に載せる場合、全ての荷物を網棚に載せるということです。

大きな荷物だけ網棚に載せ、セカンドバッグは手元に置く、といった方法ではダメです。
必ず、鞄や紙袋の類は全て網棚に載せます。

いくら忘れっぽい人でも、さすがに手ぶらで電車を降りようという気にはなりません。
手元に持ち物がないことで網棚に目がいき、その結果、載せたものを全て持って電車を降りることになります。

この対策を忠実に守っていれば、網棚への忘れ物は防げます。

一方、「短時間だし、さすがに忘れないだろう」と自分を過信して、一部の荷物だけを網棚に載せると、今回のようなことが起こります。

忘れ物をした張本人の提案なので全く説得力がないのですが、参考にしてみてください。

そして、忘れ物をしたら、まずは駅へ。

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