我が家の場合、弁当作りは義務ですが、その他の食事は手作りでなくても何とかなります。ということで最近はろくに料理をしていません。
しかし、そんな日々でも「作ってみようかな」と思う簡単メニューがいくつかあります。そのうちの一つが、今回ご紹介する「なんちゃって蒸し鶏」です。
食べるまでに時間はかかりますが、手間はほとんどかかりません。それでいて失敗もなく、確実においしい蒸し鶏もどきを食べることができます。オススメです!
材料は?
まず材料は以下のとおりです。
- 鶏もも肉 2枚
- しょうが 1かけ
- ねぎ(青い部分) 1本分
- 赤唐辛子 1本
- 塩
赤唐辛子はなくても支障ありません。入れたからといってそれほど辛くはなりませんが、子供も食べるということであれば、入れないのが無難かと思います。
作り方:蒸さないで茹でる!
そして作り方です。
- 鶏もも肉は、1枚あたり塩小さじ1をまぶして10分間おく。水気をキッチンペーパーで拭くとよいらしい(サボっても可)。
- 鍋に鶏肉、しょうが、ねぎ、赤唐辛子、水4カップを入れ中火にかける。
- 煮立ったら弱めの中火にし、少しずらしてふたをし、5分間ゆでる。
- 鶏肉を裏返し、再び少しずらしてふたをし、4分間ゆでる。
- そのまま冷まし、冷めたらゆで汁ごと密封容器に移し冷蔵庫へ。
文字にするとちょっと長くなりますが、要するに鶏肉に塩を揉み込んで、10分経ったらしょうが、ねぎと一緒に茹で、火を止めたら放っておくだけ、ということです。分量と時間を間違えなければ、まず間違いなく美味しく仕上がります。
まじめにやるならアク取りも必要ですが、それでも簡単です。
あっさり優しい味なので、そのまま食べてもいいと思いますし、タレ、ドレッシングの類をかけても、また違った味わいが楽しめます。
我が家では、醤油:酢:ごま油=1:1:1という「超簡単中華風タレ」をかけて食べることがあります。
問題は「いつ食べるか」
このメニューで一番重要なのは「いつ食べるか」という点です。
すぐに食べたいと思うのですが、肉に味が浸透するのを待つため、作ってから最低1日は寝かせておきたいところです。
「消費期限」はよく分かりませんが、だいたい3、4日後に食べていて、特に腹をこわしたことはありません。
あと、このメニューのいいところは、食べたあとに良質の鶏スープが500ml以上残ることです。
味を調えずそのまま飲むだけでも十分おいしいのですが、具がないのは寂しい。そこで溶き卵、わかめ、ネギを加えれば立派な一品になります。ご飯を投入して雑炊風にするのもいいでしょう。
まとめ:週末に作っておけば、週半ばの楽しみに
以上、「なんちゃって蒸し鶏」のご紹介でした。
見てのとおり非常に簡単で、調理する上で失敗する要素がほとんどありません。
欠点として「すぐに食べられない」ということがありますが、週末にちょっとだけ頑張って仕込んでおけば、週の半ばに楽しみが待っています。
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