惜別! パナ製洗濯乾燥機、送風ファンモーター交換で直らず、ついに引退

家事・家電

2009年に購入した我が家のドラム式洗濯乾燥機、パナソニックのNA-VR3500L。

衣類が乾きにくい、給水が遅い、排水弁が閉じない……と、年を追うごとに故障が相次ぎ、そのたびに寿命が近いことを感じていました。
とはいえ、最近ではすっかり分解にも慣れ、部品を取り寄せて自力で直すという手法も体得。行けるところまで行く、という心づもりでした。

しかし、ついに来るべきものが来ました。

「故障発生」→「部品取り寄せ」というところまでは予定どおりでしたが、「部品を取り替えても直らない」という予想外の展開。
結局、NA-VR3500Lは約12年間のお勤めを終えることになったのでした。

シリーズ最後となる本記事では、どんな故障で、何の部品を替えたのか、また分解して得られた新たな知見などをご紹介していきます。
まだ同機種を使っている方のお役に立てれば幸いです。

なお、引退から本記事執筆までに約3年を要したため、記事中で「最新機種」と紹介しているものは、実際にはすでに最新ではないと思われます。ご了承ください。

症状:乾燥時、風が出ない

事件は夜、乾燥中に起こりました。

いつもどおり洗濯を終え、乾燥できる衣類だけをドラムに残して乾燥をスタート。

1時間ほど経ったころだったでしょうか。
洗面所の方から「バン!」という大きな音がしました。
その後、乾燥の音が急に静かになりました。

いやな予感がし、洗面所に急行しました。
するとやはり、ドラムは回転しているものの、普段だったらうるさいほどに鳴っている風の音が全くしません

一旦電源を切って再度乾燥を始めましたが、エラーこそ出ないものの、風は全く出ません。
風を発生させるファンが、全く動く気配を見せません。
「動かそうとしているが動かない」といった雰囲気もありません。最初から「風を出す気なし」と見えます。

結局、何をやっても復活せず、この日は諦めて浴室乾燥機で洗濯物を乾かすことにしました。

翌日以降も同様で、これは自分で修理するしかないなと決断しました。

推定原因は「送風ファンモーター」

バン!という異音がしたことから、何らかの部品が壊れたことは間違いないと思います。
では、その部品とは?

単純ですが、私は送風ファンモーターだろうと考えました。
風が出ないわけですからね。

送風ファンモーターは、その名の通り、乾燥時に風を作り出す「ファン」の動力源となるモーターです。
我が家の機種NA-VR3500Lに適合する送風ファンモーターは「AXW401-6208」という型番です。

過去に交換歴あり

実はこのファンモーター、過去に一度交換したことがあります。

その時も「乾燥時に風が出ない」という症状は同じでしたが、「モーターの始動音が以前と違う」という前兆がありました。そのうちに症状が悪化し、「回り出そうとしたが、固着して回らなくなった」という経緯でした。
なので今回とは事情が少し違います。

ただ、前回の交換時に「モーターが錆びていました」と言われたので、ファンモーターは浸水による故障があり得る「壊れやすい部品」といえます。
なので、症状こそ若干違いますが、今回もこのファンモーターが壊れたとすれば十分に納得がいきます。

ちなみに、我が家で過去にモーターが錆びた原因は、おそらく「泡立ちすぎ」です。
このファンモーターは乾燥機能の要であるヒートポンプユニットに隣接しています。乾燥を担う部分ですので、本来なら洗濯物の乾燥によって出た少量の水しか溜まりません。
ところが、洗濯時に泡立ちすぎると、乾燥した空気をドラムに送るダクトを通じて、泡がヒートポンプユニットへ逆流してきます。
この泡(水分)水がファンを通してモーターへ達し、濡れてはいけない部分まで濡れてしまって最終的に故障した、と理解しています。

旧モデルの部品、意外に入手困難?

必要な部品が判明すれば、それを実際に入手することは簡単……なはずでした。これまでの「セルフ修理」はこの方法で乗り切ってきました。
しかし、今回はかなり苦戦しました。

まず、自分の機種に適合する部品の品番を調べるところ。これは、Google等で検索すれば大抵は判明します。
私のように、自分で修理しました!という記録を公開している方も結構いますし、通販で「この部品の適合機種はこれです」と載せている店もあります。

しかし今回、欲しい部品をネット上で売っている店が、1軒しか見つからなかったのです。
他の方のブログを見ると、数年前の段階では他店でも売っていたようです。しかし、現在では閉店していたり、その部品を取り扱っていなかったりという店が目立ちました。

NA-VR3500Lは2008年モデルで、毎年モデルチェンジしているとすれば、製造中止から12年経過しています。すでに部品の供給がストップしていても何ら不思議ではありません。
もしや、部品は新規に製造されておらず、少ない在庫を奪い合う状況なのでは……?

ようやく販売店を1軒見つけたので即購入したものの、「実は在庫状況を更新していなかっただけ」という可能性もあるので、注文後すぐに店に問い合わせました。
その結果、実際に在庫があって入手可能であることが判明、ひとまずホッとしました。

以下リンクから、まだ購入できるといいのですが……

「乾燥機なし生活」は辛い……

ただ土日を挟んだため、部品の到着までには3~4日かかります。
それまでの間は浴室乾燥機を頼るしかないのですが、その面倒なこと!

我が家は3人家族のわりにタオルをよく消費するので、浴室はすぐにタオルでいっぱいになります。
普段、タオルを浴室で乾燥することがないので、気の利いた物干し用具もありません。ハンガーを駆使したり、頻繁に乾き具合を確認して、乾いた先から取り込んで次の洗濯物を干したり。

実は我が家、「どうせ昼間に洗濯物を干すことなんてない」と割り切って、物干し竿すら捨ててしまったのです。
なので外に干すという選択肢もありません。

自分で洗濯しないのに「洗濯乾燥機なんていらない」と主張する方へ!!!!

「わざわざ高い乾燥機なんて買わなくても外に干せばいいじゃん」「浴室乾燥機があるから、洗濯機は乾燥機能なしでいい」と思っている方、いると思います。
特に、

自分は洗濯物を干さないくせに、乾燥機は高いからと購入を渋っている方!
違うんですよ!

と、ここ10年以上、毎日洗濯をしている私(夫)が声を大にして言わせてもらいます。

洗うこと自体は、今時ほとんどの家庭で洗濯機を使っているので、大して手間はかかりません。
問題はその後。洗濯は、乾かして畳むところが面倒なのです。

干して乾かすという前提だと、洗濯物の量(大きさ、重さ)は手間にあまり影響しません。洗濯物の「数」が問題なのです。
スペースが十分あるという前提で、バスタオル1枚と靴下1足を比べたら、両足で2点になる靴下の方が干すのは面倒だと思います。
靴下、パンツ、ハンカチ、下着――重量にすれば大したことのない洗濯物が、手で干すとなるとボディブローのように効いてきます。

このあたりは食洗機にも通じるものがあります。
流し台に洗い物が山積みになっていたとしても、それが大きな鍋やフライパンだけであれば、点数が少ないのですぐに片付きます。
一方、箸1膳、箸置き1個、小皿1枚…こういう小物が積み上がっていくと、見かけの分量に反して、手洗いや水切りは実に大変です。
それをまとめて、個数に関係なく処理してくれる食洗機がいかに偉大な存在か!
これも使ってみないと実感として分かりづらいのですが、私はこの話題だったら家電販売員並みに話せる自信があります。

昨日までなら、乾燥機に突っ込んでスイッチを入れればよかった下着や靴下。
これらを1点ずつ風呂場に干していく作業は実に不毛です。
人間が余命を削ってやるべき仕事ではないと思います。

それでも洗濯物を手で干して乾かせというのなら、いっそ洗濯機も買わないで、洗濯板で手洗いすればいいじゃないですか、という話です。
洗濯は機械にやらせるのに、乾燥は機械にやらせない。それ、おかしくないですか?

以上、洗濯担当の心の叫びでした。
幸い、私の洗濯人生は乾燥機のあるところからのスタートでしたが、いざ壊れてみると、やはり乾燥機は必須の家電なんだ!と、あらためて実感しました。

部品到着、分解開始、そして……

愚痴が長くなりましたが、3~4日して、ようやく部品が到着しました。
待ちきれないので、部品到着予定日の朝から、すでに洗濯乾燥機の分解をスタートしていました。

防水パンをどう乗り越えるか

分解自体は手慣れたものなのですが、今回は一つ、大きな問題があります。
しばらく前に転居し、現在は洗濯乾燥機の置き場が「防水パン」になっているのです。

防水パンは大きなお皿のようなものですが、我が家の防水パンは四隅の角が高くなっており、洗濯機の脚をこの高い部分に載せるという構造。
排水ホースの接続には都合がいいのですが、洗濯機を前に引きずり出すと、脚が低いところへ落ちてしまいます。

考えた末、近くのスーパーで発泡スチロールの箱をもらってきて、長方形に切ってから重ねてテープで固定し、「超軽量ブロック」を自作しました。
このブロックを低い部分にはめ込み、防水パン内の段差をなくします。

防水パン内の段差を発泡スチロールで埋める

さらに、洗濯機の前面の床(普段、洗濯機を操作する時に立つ場所)には、IKEAで購入した子供用マットを敷きました。

これで段差をほぼ解消し、重い洗濯乾燥機を引きずり出すことができるようになりました。

分解自体は楽勝! まずはヒートポンプの掃除から

裏に潜り込めれば、分解自体は楽勝です。
背面の金属カバーのうち、真ん中と下の2枚を取り外し、数組の配線を切り離して、ヒートポンプユニットを取り出します。
今回交換したいファンモーターは、このヒートポンプユニットにくっついています。

ファンモーターを交換する前に、ヒートポンプユニットを清掃します。
別の記事でご紹介したとおり、ヒートポンプユニットの汚れは乾燥時間に直結します。
これを清掃することで乾燥時間が新品同様に復活します。

ファンを外すところが意外に難しい

すっかり清掃を終えたところで、いよいよファンモーターの交換です。

ファン+ファンモーターをヒートポンプユニットから取り外すところまでは順調でした。

ファンとファンモーター

しかしここで問題が発生。
ファンモーターの軸とファンとの間がナットで固定されているのですが、このナットが回らないのです。

回転する部品なので、ネジが通常と逆向きに切ってあるのか?とも思いましたが、そういうわけでもないようです。

CRC 5-56を吹き付けた後にナット部分を金槌で叩くという作業を数回繰り返し、何とか取り外すことができました。

ようやく新しいファンモーターを取り付け、以降は逆の手順で組み上げていきます。

試運転の結果は……

あらかた組み立てを終えた段階で試運転を行いました。

電源を入れ、乾燥をスタート。ドラムが少し回り、真新しいファンモーターから軽やかな音が――しません。

この時点で、何事かを悟りました。
故障部位はファンモーターではなかったのです。

ではどこが故障したのか?ということですが、モーターに電源を供給する部分ではないかと想像しています。
故障発生時に大きな音がしたので、コンデンサが破裂したのかもしれません。

ファンモーターから出ている電線の行き先をたどれば、故障部位にたどり着けるかもしれません。
また、ひょっとしたら、ピンポイントで部品交換することも可能なのかもしれません。

しかし、満身創痍ともいえる12年物の洗濯乾燥機にそこまでの手間をかけようという気力は、もう残っていませんでした。
頑張って故障の原因を突き止めて、それがメインの制御基板だったとしたら、部品単体の交換でも1万円では済まないでしょう。

部品交換までして使い続けてきたNA-VR3500Lは、約12年半でついに天寿を全うしたのでした。

後継機の選定

そうと決まれば、あとは一刻も早く後継機を入手したいところです。
毎晩、浴室乾燥機と格闘するのはもう懲り懲りです。

ヒートポンプ式の功罪

機種選定に迷いはありませんでした。
パナソニックの現行(当時)最安のモデル、NA-VX300BLです。

まず、ヒートポンプ乾燥は絶対条件と考えていました。

一部には「ヒートポンプが諸悪の根源(故障しやすい)」という意見もあるようです。しかし、フィンの清掃さえきちんとできれば10年以上動く、ということを身をもって体験しています。
最近の機種にはフィンの自動清掃機能があるので、分解清掃しなくてもある程度の性能を維持できると考えられます。

またヒートポンプ乾燥は省エネというだけでなく、単なるヒーター乾燥に比べ低い温度での乾燥が可能であり、衣類への悪影響が抑えられます。

ヒートポンプというだけならパナソニック以外にも選択肢はあります。しかし、パナソニックの洗濯乾燥機については、1機種のみですが中身を熟知しているという自負があります。
12年経っているとはいえ、動作や内部構造にはある程度の共通点があると考えられます。最悪、また分解することになったときにも対応しやすいでしょう。

必要な機能を見極めて選ぶ

あとはパナソニックの中でどのグレードを選ぶかです。これには持論があり、「どうしても欲しい機能が省かれていない限り、最安モデルでよい」と思っています。

ドラム式の洗濯乾燥機もだいぶ普及してきて、基本機能についてはかなり成熟していると感じます。
そんな中、メーカは何とかして単価の高い高級機種を売りたいと考え、毎年のように付加機能を考案してきます。
しかしユーザとしては、正直、なくても困らない機能が多いように感じます。

今回の私の場合、必須なのは「ヒートポンプ式」「洗濯容量10kg」の2点です。
洗濯容量について、家族の使っている「洗える掛け布団」は「洗濯容量10kg以上の機種を推奨」となっているため、ぜひ10kgを目指したいところ。(ちなみに、今回故障したNA-VR3500Lは9kgでした。)
また、洗濯容量が大きいということはドラムが大きいということ。ドラムの大きさに余裕がないと乾燥時の仕上がりが悪くなるので、乾燥のことを考えても大きいにこしたことはありません。
今回購入することにしたNA-VX300BLはこれら2点の要件を満たしています。

最安モデルを選択したことで失う機能の代表例が「風呂の残り湯利用」です。これは、風呂桶にホースを突っ込んでおくと残り湯をポンプでくみ上げて洗濯に使用するというもの。節水になるうえ、温水で洗濯できるので洗浄力の向上も期待できます。
しかし過去10年強、自分はこの機能をそれほど使わなかったので、今回はスパッと諦めました。

唯一、迷ったのが「温水洗浄」です。
最近の洗濯乾燥機では、上位~中位モデルに「温水で洗濯する機能」が搭載されています。しかし今回購入する最安モデルにはこの機能がなく、大いに悩みました。
温水で洗濯することは、汚れを落とす上で非常に効果があります。元々、ドラム式洗濯乾燥機は縦型に比べ洗浄力が劣るとされており、この弱点を温水で補うというのは理にかなっています。
しかし、温水洗浄には「水を温める」という部分にランニングコストがかかります。はたして、自分は毎回このコストをかけて温水で洗濯するのだろうか?という疑問が残ります。
パナソニックの公式サイトによると、1回あたり電気代が30~40円程度と読めます。温水を使わなくても電気代はかかるので、「温水化」の差額としてはざっくり1回30円程度でしょうか。

結局、温水洗浄機能を得るための差額数万円を出すのに躊躇し、諦めました。が、汚れの落ちきっていないタオルを見るたびに、「やっぱり温水洗浄があった方がよかったか……」と少し後悔しています。

最安モデルから売り切れていく?

ともかく、当時の最安モデルだったNA-VX300BLを買うことにしたのですが、意外に苦戦しました。現行モデルでありながら、在庫なしとなっている販売店が続出していたのです。

パナソニックの洗濯乾燥機は、新モデルの発表が例年10月のようです。一方、今回NA-VX300BLを購入しようとしたのは7月上旬。新モデルの発売まで3ヶ月近く残っていました。

このタイミングで、最安モデルのNA-VX300BLは、すでに品薄感がありました。10月からは新モデルを販売するわけで、メーカではすでに生産終了していたか、そうでなくても供給を絞っていた可能性があります。

一方、中位モデルや上位モデルは大体の店に在庫がありました。全モデルが品薄となるとパナソニックとして販売機会を逸失しますので、利益率の高い商品を重点的に生産していたのでは?と想像します。

家電を購入する際、型落ちしたばかりのモデルを安く入手するというのはよくある戦略です。しかし、ことパナソニックの洗濯乾燥機に関しては、型落ちを待たず、安い機種から在庫が払底していく可能性があります。後に続く方、ご注意ください。

旧モデル、あっけなく搬出

何とか、それなりの価格で販売している家電量販店を見つけ、数日後に無事納入となりました。
もちろん、故障してしまった古い洗濯機の搬出(家電リサイクル)もセットです。

古い洗濯機は、搬出を前に再び裏蓋を開け、再利用できそうな部品を取り外しました。たとえば、ファンモーターは購入したばかりなので新品同様ですし、給水弁も数年前に交換したのでまだ使えるはずです。
これら部品をメルカリで売ることで、多少なりとも買い換え費用をカバーすることができます。
十数年前、この洗濯機を買った時には、自分自身にこんな技が身につくとは思いもしませんでした。

部品取りを終え、組み上げている途中で電気屋さんが到着してしまいました。そのため、かなりいい加減な状態で古い洗濯機を電気屋さんに引き渡すことになりました。おそらく、受け取った電気屋さんも「何じゃこりゃ?」と思ったことでしょう。
搬出の後に新しい洗濯機を据え付け、我が家の洗面所の光景が少し変わりました。

新モデルは素晴らしい!と言いたいところだが……

早速、新しい洗濯機で衣類を洗ってみましたが、旧機種とは動作音に少し違いがあり、嫌なことを思い出しました。これまで使っていた機種と今回の機種では、ドラムの駆動方法が違うのです。
具体的には、古い機種が「ダイレクトドライブ」であったのに対し、新しい機種は「ベルトドライブ」です。古い機種はモーターとドラムが直結しているイメージなのに対し、新しい機種はモーターがベルトを回し、そのベルトがドラムを回すという構造。

ベルトドライブの難点は、ベルトの寿命が意外に短いということ。ちょっと調べたところ、ベルトが伸びてしまってドラムが回らなくなるという故障が珍しくないようです。
動作音の違いがドライブ方式の違いによるものなのかは分かりませんが、新機種がベルトという時限爆弾を抱えていることは確かです。延長保証の期間内にうまいことベルト交換できればいいなと願うばかりです。

ただ、もちろんいいこともありました。

まず感心したのが温風の経路です。
分解したわけではないのですが、中を覗いてみたところ、ドラムから乾燥フィルターまでの間の管が非常に短いようでした。旧機種ではこの管に埃が溜まり、乾燥を阻害することがありました。管を短くすれば埃が減るから問題が解決する、という発想は素晴らしいと思います。

そして、ヒートポンプユニットのフィンを自動で水洗いする機能がとにかく有り難い!
洗濯が終わる数分前、また「乾燥のみ」運転の開始直後に、少量の水をフィンに吹き付けている音が聞こえます。これにより、フィンの埃は溜まる前に洗い流されると思われます。旧機種で必須だった「フル分解清掃」を不要にしてくれる「神機能」です。
これを執筆しているのが購入から約3年後なのですが、今のところ、乾燥に要する時間は購入当初とほぼ変わらず、すこぶる順調です。

こうした細かな改良の積み重ねが日本の家電の真骨頂です。
海外製に押されて存在感の薄くなっている日本の家電業界ですが、これからも頑張ってほしいと思います。

子サイトはじめました!
本記事をお読みいただき、ありがとうございました。

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