意外な裏話も聞けた! らくらくタクシー利用体験記

タクシー

予約時に料金が決まる、タクシー予約サービス「らくらくタクシー」。
うまく利用すれば節約になることを以下の記事でご紹介しました。

事前予約でタクシーが1割引? 「らくらくタクシー」という選択
ツマーが持病ありなので、タクシーには何かと縁のある我が家。 おそらく年間100乗車ぐらいはしていると思います。 20km程度のタクシー乗車には慣れっこになってしまいました。 ムスコー クルマ買ってよー。病院行くのに楽じゃん オットー いや、

今回、実際に利用してみましたので、その体験談をご紹介したいと思います。

予約はネットから簡単、だが…

2016年8月某日、自宅から都心まで「らくらくタクシー」を利用することにしました。

距離にして20kmちょっと、らくらくタクシーのサイトから申し込むと、定額料金は8200円となりました。
通常のタクシーだと迎車料金込みで10000円近くかかることが予想されたため、久々に利用を決めました(5年ほど前に一度だけ利用したことがあります)。

自分の住んでいる地域の場合、予約は24時間前が締切なので、前日の朝に予約。
久しぶりに、予約サイトの最終画面まで読むことになりました。

当日キャンセルは全額負担?

そこでまず「えっ」と思ったのが取消料。
何と、当日の取消料は旅行代金の100%だそうです(タクシー会社によると思うので、利用前にご自分で確認してください)。
つまり、旅行当日になってからキャンセルしても料金は戻ってこないということです。

今回はよほどのことがない限りキャンセルしない用事だったので、覚悟を決めて予約しましたが、ちょっと精神的ハードルの高いキャンセル料です。

 

ただ、料金は後払いで、降車時に運転手に直接支払う方式なので、「当日かつ配車前」に取り消した場合、どうやって取消料を支払えばいいのでしょうか。

ルールに忠実であれば「振込でお支払いください(手数料はお客様持ちで)」とでもなるのでしょうが、こうなると、利用者からすれば「乗らないけど配車してもらう」ほうが、経済的にも時間的にも有利になります(自宅前でキャンセル料を支払えばいいのですから)。不毛です。

旅館やホテルでも、約款に掲げてあるキャンセル料を実際には徴収しない例が散見されます。
これと同じで、数時間前のキャンセルなら、タクシー会社の一存で「お目こぼし」あるいは「値下げ」がある「かもしれません」。

 

あと、料金は現金払いに限るとの一文がありました。
ただでさえ(旅行会社の下請けで)安い料金でやっているのに、さらにクレジット会社へ手数料を払うのではたまらない、ということでしょうか。

 

ともかく予約は済みました。
しばらくするとタクシー会社から連絡がありましたが、スタート、ゴール、日時、料金を確認されて終了。
一番の心配の種であるキャンセル料については説明はありませんでした。

当日の様子は? 意外な裏話も

用事がキャンセルにならないか、ドキドキしながら当日朝を迎え、無事に出発することになりました。

タクシーに乗り込むと、メーターのところには「定額料金運行中」というカバーが取り付けられていました。
しかしカバーの裏ではメーターが通常どおり動いているようです。

その理由の一つは、かりに行き先などの旅行条件が変わった場合に通常のメーター料金を支払うため、ということだろうと思います。
が、実はもう一つ理由があることが後で分かります。

実は、経路を選べた

らくらくタクシーでは、経路は乗客が自由に選べないということになっています。
しかし運転手さんは開口一番「下道でいいですか?」と聞いてきました。
今日はもともと首都高を利用するつもりだったので「○○から××まで首都高で」と言ったのですが、常識の範囲内であれば一般道を優先して利用する(→高速代をケチる)こともできるかもしれません。

以降はふつうのタクシーと何ら変わりませんが、定額料金なので信号待ちやルート選定に気をもむことがなく、精神衛生上は非常にいいと思いました。
いつもだと、オットーは「こっちのほうが100m近道だ」などと考えて細かくルートを指定しているのですが、今日はその必要はありません。

ツマー
ツマー

運転しないのに、よく道を知ってるね

オットー
オットー

出発前にちゃんとGoogleマップで予習してんだよ

 

定額料金だと運転手さんが損するの?

すると、こちらが聞きもしないのに運転手さんが興味深い情報をくれました。

「定額料金でも、僕たち(運転手)からすると通常のメーター料金と変わらないんですよ。割引の分は会社持ちなんです。」

そうなのかー。だからメーターが動いている、というのもあったんですね。

タクシー運転手の給料は一般に歩合制で、料金収入の何割かがそのまま運転手の収入になる仕組みのようですが、その収入算定の際には定額料金ではなく通常料金を用いるのだそうです。
「羽田定額」なども同じルールでしょうか。

ツマー
ツマー

この仕組みだと、安い定額料金の客が運転手から疎まれるということはなさそうだから安心だね

オットー
オットー

まあ、これもタクシー会社によりそうだけどね

いよいよ精算!

1時間ほどで目的地に着き、精算となりました。
領収書はふつうにタクシーに乗ったときと同様、タクシーメーターから出てくるのですが、メーターの金額によらない定額料金なので、機械に定額料金を手入力しての発行となります。

その際に通常のメーター料金がちらりと見えたのですが、たしか9000円台半ばを指していました。
これが8200円で済んだのですから、だいぶ得をした気がします(ただし高速代は別途かかりました)。

ツマー
ツマー

だけど帰りのタクシーは最悪だった…

オットー
オットー

タクシー運が悪いよね、ツマーは

子サイトはじめました!
本記事をお読みいただき、ありがとうございました。

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