ナビダイヤルは無料通話の対象外! コールセンターへの電話は要注意

「0570」で始まる「ナビダイヤル」は、最近だと携帯電話からも発信できる場合がほとんどです。
しかし、発信できるとしても注意が必要です。「通話無料」を謳っている料金プランでも、ナビダイヤルは料金が無料にならない可能性が高いからです。

私たちは、ヤマト運輸のコールセンターを利用してこのことを実感しました。その当時、携帯電話からナビダイヤル以外でヤマト運輸に電話するのは難しかったのです。

ヤマト運輸に関しては大幅な改善が見られ、今はナビダイヤルでない方法でコールセンターに電話することも容易です。が、最初に案内される番号は依然としてナビダイヤルなので、知らずに携帯電話からナビダイヤルへかけ、損をする可能性があります。

ナビダイヤルとは?

ツマー
ナビダイヤルって何なの?

オットー
0570で始まる番号ね。料金設定が独特なんだよ

「ナビダイヤル」とは、企業のコールセンターなどで主に利用されているサービスで、「0570」で始まる電話番号がこれに該当します。NTTコミュニケーションズがこのサービスを提供しています。

ナビダイヤル(NTTコミュニケーションズ)
http://www.ntt.com/business/services/voice-video/freedial-navidial/navidial.html

全国共通の番号で、最寄りのコールセンターにつながる

このサービスの主な狙いは、コールセンターの電話番号を統一して顧客に案内できるという点です。
たとえばコールセンターが各県庁所在地に計47ヶ所あったとしたら、案内するだけで大変ですよね。商品のパッケージに書き切れません。
そんなとき、このナビダイヤルを利用すれば、0570で始まる電話番号を案内するだけで、最寄りのコールセンターに接続するということが可能です。

料金の負担はやり方いろいろ

フリーダイヤルとの大きな違いは、一部または全部の通話料金を「かけた人」が負担するという点です。

基本は「全額かけた人が負担」なのですが、オプションとして「通話料の一部を受ける人が負担する」というのがあります。
よくあるのは、「(かけた人の)通話料負担は全国一律で3分○円」というパターンです。コールセンターから遠い場所に住む人に余計な通話料負担を強いるのは申し訳ないから、といった理由ですね。

十中八九、ナビダイヤルは割引対象外!

このナビダイヤル、通話料金の一部を相手が負担してくれる場合があるのですから、普通に考えると通常の電話番号にかけるより損になることはないはずです。

しかし、あなたの契約している料金プランによっては、そうでもないことがあります。特殊な番号なので、割引の対象外になることが多いからです。

無料通話のつもりが…

典型的なのは、最近の携帯電話に多い「かけ放題」プランです。「何分かけてもタダ(定額)」「5分まではタダ(定額)」など条件はいろいろありますが、いずれにしても「電話をかけることによって、(一定時間まで)追加料金は発生しない」はずです。

ところが、ナビダイヤルはこうした無料通話の対象外になっていることがほとんどです。5分以内だったらタダだから、と気軽にかけたところ、あとで通話料金を別途請求された、ということが十分あり得ます。

ツマー
えー! 知らなかった。当然無料だと思ってた

オットー
毎月ドコモの明細見てるけど、ナビダイヤルの通話料は時々入ってるね…

ガラケーの「無料通話分」も適用外

また、一昔前は皆ガラケーで、「月○分の無料通話つき」という料金プランを使っている人が多かったと思います。

この「無料通話分」にも、ナビダイヤルは含まれないことがほとんどです。つまり、無料通話分がまだ余っているのに、ナビダイヤルの通話料が別途プラスされるということです。

オットー
私はこれで、ナビダイヤルやめました

ツマー
ネタが昭和だね

ナビダイヤルでない番号を探せ!

これを知ってしまうと、取るべき対策は一つ。コールセンターの「ナビダイヤルでない番号」をどうにかして探し出すことです。

IP電話向け? いや、誰でもOKです

IP電話など、一部の電話からはナビダイヤルに発信できない場合があるようです。そんな人向けに「IP電話の方は 03-xxxx-xxxx」などと小さく注意書きがあることが多いようです。

「自分はIP電話ではないから」とためらう必要はありません。この番号にかければ用を足せるわけですから、携帯電話だろうと固定電話だろうと、この番号にかけていいのです。03で始まる番号なら「普通の電話」なので、無料通話の対象外になるということはまずありません。

ヤマト運輸のサイト、地味に親切になっていた

しばらく前まで、ヤマト運輸のサイトには「IP電話の方はこちら」のような案内がなく、コールセンターの番号としては「フリーダイヤル(固定電話からしかつながらない)」と「ナビダイヤル(携帯電話向け)」の番号だけが載っていました。携帯電話で「通話料定額」の人も泣く泣くナビダイヤルにかけるしかなかったのです。不親切だな、とオットーは憤慨していました。

しかし今、ヤマト運輸のページを見てみると、実に親切な表記になっています。

サービスセンター一覧(ヤマト運輸)
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/center/servicecenter_list.html

まず冒頭に、固定電話からだとフリーダイヤルにかけられることが案内されています。固定電話ならそもそも通話料は無料なのです。

また文字は小さいのですが、「050IP電話からのお問い合わせ」として、050から始まる番号が案内されています。050から始まる番号はIP電話であり、携帯電話の通話料定額プランの対象に入っていることが多いと思いますので、携帯電話で通話料定額プランに入っている人はとりあえずこの番号にかけてもOKです。

さらに「各地のサービスセンター一覧を見る」というボタンを押すと、地域ごとのサービスセンターの番号が出てきます。筆頭に出てくるのはやはりナビダイヤルなのですが、同じ文字の大きさで「音声通話定額制をお使いの方はこちら 048-xxx-xxxx」のような表記があります。ここまで書かれていれば、通話料定額の人は迷わず「048-xxx-xxxx」のほうにかけますよね。

おわりに

以上のとおり、ナビダイヤルはほとんどの場合に携帯電話の通話料定額の対象外となっており、ふつうの電話にかける感覚で利用していると思わぬ料金請求があります。

調べると、ナビダイヤル以外の電話番号が(IP電話用などの名目で)案内されていることもあるので、もしあなたが携帯電話の通話料定額プランに入っているなら、できるだけナビダイヤルでない電話番号を探してかけるようにしましょう。

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