ドコモ回線、月3GBで1300円!? 裏技的3Gガラケー卒業

節約
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私(オットー)は、2020年11月までドコモの3Gガラケーを使用していましたが、諸事情あって、ついにガラケー(フィーチャーフォン)を捨てることを決めました。

しかしドコモから他社へ乗り換えるのは嫌で、かつ、月々の料金はガラケー時代と同等で抑えたいというのが希望です。

工夫した甲斐があり、結果的には「ドコモ回線のまま、月1300円程度(+税)でスマホを使用、データ量3GB」ということが実現できました!

本記事では、以上のプランを実現する方法をご紹介します。

ただし、一部にドコモが想定していない手続きや手法がありますので、実行に際しては自己責任でお願いします

 

なお、某大臣の圧力により(?)、2021年4月からドコモの料金が大きく変わるようです。

これに伴い、3Gガラケーからの乗り換えに限り、永年1480円/月(初めの12ヶ月間は980円/月)でデータ量1GB、しかも国内通話5分かけ放題までついた「はじめてスマホプラン」というものが導入されます

月々の固定費を単純に比べれば、私が今回選んだ方法のほうが依然として安いのですが、プラス280円で5分かけ放題、データ1GBがつくというのは大きな魅力で、私も正直「早まったな」と後悔しています。

もし、まだ3Gガラケーを使っている方は(本記事の方法を実行する代わりに)2021年4月以降に「はじめてスマホプラン」へ移行するという案も検討してみてください。

あらすじ:本記事の前提

まず、この記事の前提を手短に説明します。
当初、長々と私的な事情を書いていたのですが、思いきって削りました。

私はガラケーが好きで、SIMフリーのタブレット(データ通信のみの格安SIM使用)との2台持ちでガラケーを使い続けてきました。

しかし、手持ちのガラケーのワンセグ機能が「世帯で唯一のテレビ受像機」ということになってしまい、NHKの解約ができずにいました。

タブレットもだいぶ古くなっていたので、ガラケーとタブレットをスマホに集約しようと思いました。

ドコモ回線は維持する、月3GB程度のデータ通信は行うという前提で、どうすれば安く済むのか、その手法を探ります。

ガラケー時代の契約

参考までに、ガラケー解約時点でのプランについて書き残しておきます。
価格は税抜きです。

  • FOMA タイプシンプルバリュー 1483円
  • ファミ割MAX50 -740円
  • iモード利用料 300円
  • ケータイ補償お届けサービス料 280円
  • ユニバーサルサービス料 2円
  • eビリング割引料 -20円

通話料を除く月々の料金は計1305円(+税)でした。

このうち「ケータイ補償お届けサービス料」は必須ではありません。
個人的に、折りたたみ式の電話機を壊すリスクが他人より高いと判断し、保険として加入していたものです(実際に何度かお世話になっています)。
これに加入しないとすると、月々の料金は計1025円(+税)となります。

いわゆる「無料通話分」の含まれないプランだということもありますが、あらためて、ガラケー安いな!と思います。
ドコモ純正のサービスなのに、維持費が月に1000円ですからね。

「タイプシンプルバリュー」はiモードメールの送受信にかかるパケット通信料が実質無料のため、私の使い方では、ドコモに支払うのはこの料金だけで済んでいました。

音声通話についてはブラステル等の割安なサービスを使っていました。
興味があれば別記事をお読みください。

格安通話3段活用! 携帯電話の通話料節約サービスを使い倒す
オットーは少し前までガラケーを愛用していました。 今はスマホですが、相変わらずLINEなどの無料通話は利用しておらず、音声通話といえば電話番号を使った旧来の電話システムです。 携帯電話の通話料金は、固定電話よりだいぶ高いという印象が...

ドコモも「ガラホ」は結構安い

前提条件に書いたとおり、ドコモ自体をやめるという選択肢は最初からありません。
どうにかして「ドコモ回線を安く維持する」ということを考えることになりました。

ドコモ回線を安く維持するだけなら、いわゆる「ガラホ」という選択肢が有力です

ガラホとは?

現在、(狭い意味での)ガラケーは、すでに製造中止となっています。

しかし、今後もガラケーを使いたい!というニーズは、少ないながらも存在しています。

そうはいっても大量に売れるものではなく、売れ筋であるスマホと、ソフトや部品を極力共通化したいというのがメーカの思いです。

そこで、外見はガラケーそっくりながら、基本ソフトにスマホと同じAndroidを採用し、ガラケーに似た使い心地を実現した電話機が作られるようになりました。

ガラケーとスマホの合いの子ということで、俗に「ガラホ」と呼ばれています。

ガラホ向けの「ケータイプラン2」が安い

ガラホは見かけによらず4G(ドコモでの呼び方は「Xi(クロッシィ)」)端末なので、従来のFOMA向けプランは利用できません

しかし消費者からすると、3Gだろうと4Gだろうと、使い方はあまり変わらないわけです。
私のように「通話とメールしかしない」という人が多いと思われます。

そこでドコモは、ガラホ専用のプランを用意しています

2021年2月現在、新規契約できるのは「ケータイプラン2」というもので、基本料金は月額1200円+税です。

この料金にはspモード(従来でいうiモード)料金も含まれています

また100MB分の高速データ通信が含まれるほか、100MBを超えても128kbpsの低速データ通信は無料で利用できるため、メールを利用するだけなら実質的に使い放題といえます。

上記価格が適用される条件は「dカードによる料金支払い」もしくは「2年間定期契約」ですが、dカードは年会費無料のクレジットカードですし、定期契約にしても解約時の違約金が1000円+税なので、どちらもハードルは低いといえます。

つまり、通話料(とユニバーサルサービス料)を除けば本当に1200円+税だけで利用できることになります。

高いイメージのあるドコモですが、ガラホならば結構安いのです。

スマホで「ケータイプラン2」を使えないのか?

ですから、私も素直にガラホを買えばよかったのでしょう。

しかし、スマホにはスマホの便利さがあります。

通話もメールも、その他の通信機能も、スマホ1台に集約したい。
ドコモの回線は維持したい。
でも、普通にドコモでスマホ向けプランを契約するのは高いから嫌。

そんな虫のいいことを考えていました。

ガラホ向けプランの適用条件は?

ドコモ回線を安く維持したいなら、前述の「ケータイプラン2」は安くて有力な候補です。
しかし、このプランはガラホ向けであると案内されています。

では、スマホで「ケータイプラン2」を契約することは不可能なのでしょうか?

ドコモの各プランには「提供条件書」というものがあり、これに詳しい条件などが記されていますので、一読してみました。
ケータイプラン2の提供条件は、同時期に登場した「ギガホ2」と同じ提供条件書に収録されています。

これによると、ケータイプラン2は指定デバイスが「ケータイ ※7」となっています。
ここでいう「ケータイ」が何であるかということは明記されていないのですが、ひとまずガラホのことであると思ってください。
「※7」の内容は以下のとおりです。

※7「料金プラン(ギガホ2等)」申込時に指定デバイスの購入を伴う場合、ドコモ販売店(ドコモオンラインショップ含む)における直近の購入端末(ドコモに登録されている最新購入端末)が指定デバイスである場合、またはご契約時に指定デバイスをご利用中であることを確認できた場合は、対象の料金プランをお申込みいただけます。

非常に分かりにくい記載ですが、要するに以下のいずれかの条件を満たせば、ケータイプラン2を契約できるということです。

  • ケータイの購入と同時にケータイプラン2を契約する場合
  • ドコモ販売店で最後に購入した機種がケータイである場合
  • ケータイプラン2を契約する際に、ケータイを利用中であることを確認できた場合

これを見て、「意外と何とかなりそうだ」と思いませんか?

ケータイを見せるだけで契約できる!

「ケータイの購入と同時にケータイプラン2を契約」というのは当たり前すぎて面白みがないのですが、残る2つには可能性を感じます。

特に「ケータイを利用中であることを確認できた場合」というのは、かなり緩い制約だといえます。

要するに「今から契約するSIMを挿せるケータイがここにあります」と証明できればいいわけです。
変な話、友達からガラホを一時的に借り、ドコモショップで提示してもいいわけです。
そういう友達がいなくても、白ロムのガラホを入手すれば契約は可能です。

ガラケーもケータイとみなされる!

さらに、指定デバイスが「ケータイ」となっていますが、この「ケータイ」が「ガラホ」であるとは、どこにも書いてありません

私もネット上の情報で知ったのですが、ここでいう「ケータイ」にはFOMAのガラケーも含まれるというのです!

正直、何でそういう提供条件にしてしまったのか謎なのですが、これを活用しない手はありません。

私の場合、「ドコモで最後に購入した機種」がガラケーですし、手元にそのガラケーがあるわけですから、間違いなくケータイプラン2を契約できることになります。

契約してしまえば、あとはフリー!

そしてもう1点、提供条件書には「指定デバイスがないと契約できません」と書いてあるだけで、契約した後のことは特に書いてありません。

これはすなわち、ケータイプラン2のSIMを指定外のデバイス(スマホなど)に挿して使うことは特に禁止されていない、ということを示しています。

正確にいえば、ケータイプラン2のSIMをスマホに挿して、動作するともしないとも書いていないので、動作しなくても文句は言えません私も保証できません
ただ実績として、私は以下の動作確認を行っているため(2021年2月時点の話です)、スマホに挿して使えないということは、現時点では考えにくいと思っています。

  1. 「ケータイプラン2」契約のSIMをSH-M12(SIMフリー版)のSIMスロット1に挿し、電話の発信・着信、4Gデータ通信ができることを確認
    (常時挿しっぱなしで、特に不具合なし)
  2. 「ケータイプラン2」契約のSIMをSO-04G(ドコモショップで購入、SIMロック解除操作は行っていない)に挿し、電話の発信・着信、4Gデータ通信、メッセージRの受信ができることを確認
    (借り物のため、電源を投入していた時間は10分程度)

また、ドコモには「指定外デバイス利用料」という制度があり、ケータイ向けのプランで契約しているSIMをスマホなどの指定外デバイスに挿して使った場合、追加料金を請求されることがあります。
このことを知っている方は「大丈夫なの?」と思うかもしれません。

しかしこの指定外デバイス利用料は、ケータイプラン2には適用されません(提供条件書に記載がありません)。

ということは、何とかしてケータイプラン2を契約してしまえば、あとはどの端末で使ってもよいということです。

そして私の作戦は…

考えたすえ、私は以下のように「格安スマホ」を仕立てることにしました。

  1. DSDS(DSDV)対応のスマホ本体を入手する
  2. 手持ちのガラケー(FOMA)を提示し、現在のドコモの契約を「ケータイプラン2」に変更する
  3. 購入しておいたスマホに「ケータイプラン2のSIM」と「データ通信専用の格安SIM」を挿し、通話はドコモ、データ通信は格安SIMを利用する

DSDSで、ドコモと格安SIMのいいとこどり

ポイントはDSDS、あるいはDSDVと呼ばれるスマホです。

DSDSは「Dual SIM Dual Stand-by」の略で、SIMの2枚挿し・同時待ち受けが可能というものです。
たとえば2つの電話番号を1台のスマホで使いたい場合、SIMを2枚挿しておけば、どちらの番号に電話がかかってきても電話を取れます。
ただし、あくまで「Dual Stand-by」ですので、待ち受けが同時にできるというだけで、同時に2枚のSIMで通話・通信することはできません。

そしてDSDVは「Dual SIM Dual VoLTE」の略です。
VoLTEというのは「音声通話にLTEを使用する」ということで、「音質がいい」という程度の理解でよいと思います。
つまりDSDVとは「音のよいDSDS」ということで、本質的にはDSDSと同じです。

DSDS対応のスマホがあれば、通話やSMSはドコモのSIMで、通信は格安SIMで行うことが可能です!
(ただし、ドコモのSIMで通話中は格安SIMを利用できないので、通話中にネットを利用したい場合にはドコモのSIMを使うことになります。)

前述のとおり、ガラホ向けのプランはドコモでも結構安いのですが、高速データ通信量が100MBと、ごく少量しかついていません。

このデータ通信量の少なさを、データ通信専用の格安SIMで補うことにより、「ドコモの電話が使えるのに安い」というスマホができるわけです。

LIBMOは株主優待で実質月120円!

格安SIMは百花繚乱ですが、私はTOKAIコミュニケーションズの「LIBMO」をここ数年利用しています。

正直、サービス内容や料金はごく平凡ですが、親会社のTOKAIホールディングスの株主優待でLIBMOの割引というのがあり、これを利用すると本当に安いのです。

具体的には、300株以上の所有でLIBMOの料金が毎月850円割引となります(優待は半年ごとなので、株を所有し続ければ割引も継続可能)。
データ通信専用SIMだと3GBプランが月880円+税なので、850円の割引が入ると月120円足らずで済みます

「いくら電話料金が安くても、300株も持ち続けるのは無理」という方は、クロス取引で優待取りという手法もありますので、研究してみてください。
証券会社の選び方によっては、限りなく0円に近い取得コストで優待取りができますよ。

ほぼノーリスクで年3%の利益も。クロス取引って何だ?
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同機種でもドコモで買うとダメ!

さて、私が購入したのはシャープの「AQUOS sense3 SH-M12」という機種です。

「AQUOS sense3」で検索すると、ドコモを含むいろいろなキャリアで販売されていることが分かります。

しかし、端末を購入する際、ドコモで買ってはダメです
「SIMフリー」を謳っている端末を選んで買う必要があります

その理由は、SIMフリーでない端末は、せっかくのDSDV機能が封印されてしまっているからです。

ドコモとしては、データ通信だけ格安SIMに逃げることのできる便利な端末をみすみす売るわけにはいかないと考えているのでしょうが、存在する機能をあえて殺して出荷するというのは、ちょっと意地悪にも感じます。

 

SIMフリー版のSH-M12を購入するにはいくつか方法がありますが、私は、格安SIM大手「OCNモバイルONE」で、SIMと一緒に購入しました。

正直、SIMは不要だったのですが、SIMとセットで購入することにより本体の価格が大幅に安くなるため、トータルでは安いと判断しました。
OCNモバイルONEは販売している機種も多く、DSDV対応の機種はSH-M12のほかにもあると思います。

OCNモバイルONEのSIMは半年ちょっとの間利用しましたが、LIBMOと比較すると、昼休みなどの混雑時間帯には明らかにデータ通信が速く、同じ格安SIMでも結構違いがあるものだなと思いました。
株主優待の件がなければ、データ通信専用に切り替えた上で、OCNモバイルONEを使い続けたところです。

作戦実行、その顛末

そしてついに、ガラケーを携えてドコモショップへ出向く日が来ました。
成功させる自信はあるものの、面倒なやりとりになることは当初から分かっていたので、若干気が重かった、というのが正直なところです。

よりによって、私の担当になったのは「実習中」という札をつけた若い女性スタッフです。

FOMA端末でXiプランは使える?使えない?

まずは平静を装いながら、手持ちのガラケーを差し出し、この端末でケータイプラン2に契約を変更したい、と申し出ました。

女性はしばらく考えた末、「この端末はFOMAなので、Xiの契約はできません」という教科書どおり(?)の返答。

確かに、3G端末で4Gの契約をするのは異常です。
ショップの人に「できない」と言われれば、そうかなと思ってしまいます。

しかし実際には、契約は可能ですし、少なくとも通話は可能なのです。

「いや、iモードは無理ですが通話は使えますよ。それを承知なら契約はできると聞いていますので、確認してください」と返答したところ、女性はいったん奥へ下がりました。

数分後、指導役とおぼしき別の女性とともに帰ってきました。

上長からの許可が下りませんでした

やや想定外の理由でしたが、判断は覆りませんでした。

しかし私は、このような契約を実際にしている人を知っていたので、さらに確認するよう促しました。

指導役がコールセンターらしきところに電話をかけ、確認。

その結果、「動作の保証はできませんが、契約は可能」との結論でした。

ただ、契約にはやはり役職者の許可が必要ということで、しばらく待つことになりました。
ここで実習生は離脱しました。
いきなり変な例が来ちゃったなという感じでしょうか。

SIMのサイズ変更をゴリ押し

これ以降はベテランの対応なので、スムーズに進みます。

ここまでの手続きには絶対の自信があったのですが、ここから先はショップによって対応が分かれるという噂の手続き。
すなわち「SIMカードのサイズ変更」です。

手持ちのガラケーは、SIMのサイズが一番大きいタイプです。

一方、最近のスマホは、ほぼ例外なく「nanoSIM」(一番小さいタイプ)になっています。

小さいSIMを「大きいSIM対応の端末」に挿すことは、市販のアダプタを使えば可能です。
しかし、大きいSIMを「小さいSIM対応の端末」に挿すというのは明らかに無理です。
SIMを切って小さくするという方法もありますが、失敗すると再発行なので気が進みません。

ということで、Xi化に伴うSIMの再発行に乗じて、サイズの変更も同時に行ってほしいと告げました。

 

しかし考えてみればおかしな話です。
「このガラケーを使うからケータイプラン2を契約するよ」と言っているのに、ガラケーに直接挿せないサイズのSIMを要求しているわけですからね。

一応、「自己責任でアダプタを用意してガラケーで使います」という言い訳は可能です。

そもそも「Xi契約のSIMをFOMA端末に挿して使う」ということ自体、保証できないと言われているわけで、この際、アダプタを使ってSIMのサイズを合わせることなど些細なことともいえます。

 

実際には、何と言おうと「その端末に合わないサイズのSIMはダメです」と言ってくるショップもあるということです。

その場合、いったん一番大きいサイズのSIMで契約した上で、あらためてSIMのサイズ変更手続きを申し出ることになるのですが、SIMが1枚無駄になるうえ、余計な手数料が2000円(+税)かかります

 

どういう返答が来るかドキドキしていたのですが、特に断られることもなく、すんなりnanoSIMが出てきました

SIMフリーのスマホに挿して使う、などということは一言も話さなかったのですが、おそらく向こうも「私が本当は何をしたいのか」というのを理解していたのだと思います。

所要時間35分

その後は通り一遍の説明を受けただけです。

通常は契約後しばらく、不具合があった場合に契約を解除できることになっているのですが、「ガラケーにXiのSIMを挿して不具合があっても、それは契約解除の理由にならないからね」と釘を刺されました。
まあ、そもそもガラケーには一度も挿さないんですけどね

SIMカードは「このままでいいですか?」と尋ねられたので、二つ返事で台紙ごと受け取ってきました。

「その場でガラケーに挿して動作確認してみてください」などと野暮なことは言われず、ホッとしました。
最初からガラケーにnanoSIMを挿すつもりはなく、アダプタも用意していなかったからです。

所要時間35分でドコモショップを出ました。そしてすぐさま、手持ちのスマホに新しいSIMカードを挿入。
数分後には、ちゃんと通話ができるようになりました!

DSDV対応の機種ですので、携帯電話同士の通話では音質が明らかによくなりました!

実は最近、昼休みに都心から電話すると、結構な確率で音声が途切れ途切れになり、3G回線は冷遇されているのでは?と思っていました。
これからは4G回線で通話できるので、改善が期待できます。
そうでなくても、音質の改善が著しいので、スマホにしてよかったと思います。

後日談:よかった点、期待外れだった点

無事に契約変更が済みましたので、その後の話をいくつか。

料金はどうなった?

まず、基本料金についてまとめておきます。

  • ケータイプラン2 1070円
  • dカードお支払割 -170円
  • spモード利用料 300円
  • ユニバーサルサービス料 2円

通話料を除く月々の料金は計1202円(+税)となります。

実際にはこのほかにLIBMOのSIM(データ通信3GB)の料金が120円弱かかるのですが、ガラケー+タブレット端末の2台持ち時代にもこの料金は発生していたので、ここではカウントしません。

ガラケー時代より若干高いのですが、一応ドコモ純正の100MBの高速通信がついていますし、音質も向上したので、よしとします。
LIBMOは特に昼休みが遅いので、こういう時間帯にIP電話などを使う場合、データ通信をドコモ回線に切り替えてしのいでいます。わずか100MBでも、有り難いと思います。

悲願達成! d払い、iD払いが可能に

スマホでドコモ純正回線を使えるようになったことで、スマホ決済に大きなインパクトがありました。

まずはd払い(バーコード決済)です。

元々ドコモのガラケーユーザーでしたので、電話番号に紐付いたdアカウントがあったのですが、タブレット端末で使っていたデータ通信の回線がMVNOだったため、このアカウントでd払いアプリを利用することができませんでした
詳しくは以下の記事を見ていただきたいのですが、d払いのアプリにログインする際、ドコモ回線(spモード接続)が必須となっているのです。

ガラケー・MVNOユーザーはd払いアプリを使えない!? 対策は?
2019年初頭から大ブレイクとなっている感がある「バーコード決済」。 NTTドコモは、このバーコード決済(を含む決済手段)として「d払い」というサービスを提供しています。 主にドコモユーザーへ向けたサービスのように思えますが、何...

そのため、d払い(バーコード決済)専用のdアカウントを新規に作成して使っていたのですが、Amazonなどのネット上のd払い決済では電話番号に紐付いたほうのdアカウントを使っていたので、キャンペーンにエントリーする際に「あれ?どっちのアカウントだっけ?」と訳が分からなくなることが結構ありました。

今後はスマホでspモード接続が可能なので、アプリにログインする際だけドコモ回線に切り替えることで、電話番号に紐付いたdアカウントでもd払いアプリを使えます
なお、d払いの決済時にはMVNO回線やWi-Fiでの接続でOKです。
d払いアプリは時々自動でログアウトしてしまうようで、spモード接続が必要になるのは月1回程度かと思います。

 

もう1点、盲点ともいえるのがdカードに紐付いたiD決済です。

Felicaチップ内蔵のスマホやクレジットカードをかざすことでクレジット決済ができる「iD」ですが、MVNO時代には、手持ちのdカードをSIMフリースマホに登録することができませんでした(メルペイ等、他サービスでiDを利用することはできていました)。

これも「登録時にspモード接続が必須」というのが理由であり、今回晴れて「おサイフケータイ」の利用が可能となりました。

もちろん、支払時に毎回ドコモ回線にする必要はありません。MVNOでもWi-FiでもOKです。3ヶ月ほど使っていますが、今のところ認証のやり直しはなく、spモード接続が必要なのは初回登録時のみと思われます。

いちいちプラスチックカードを取り出す必要がなくなり、非常に便利になりました。

Google Play版も使えない!ドコモメール

一方、困ったのがドコモメールです。

個人的に、ドコモ回線を維持する主要な理由の一つがキャリアメールですが、ドコモ純正の機種なら当然使える「ドコモメール」アプリが、全く使えないのです。

ドコモメールに関しては、以下の記事のとおり、ツマーがドコモ版のPixel3aを購入したときに大いに戸惑いました。

Pixel3aでドコモメールの新着通知が遅い件
Googleが販売しているスマートフォン「Pixel」。 最近はドコモ等の大手携帯各社のラインアップにも加わっています。 今回、ツマーがPixel 3aを購入したのですが、ドコモメールアプリの受信(新着メールの通知)が遅いというので...

結論としては、PixelではGoogle Play版のドコモメールを使ってください、ただし15分に1回しか新着メールを確認しにいきません、ということでした。

最長15分間も新着メールに気付けないというのはメールサービスとしてどうかと思いますが、曲がりなりにも純正のドコモメールアプリなので、他のアプリでは不可能な「メッセージR/Sの受信」が可能です

そこでドコモメールアプリを入れようとしたら…これがGoogle Playに見当たらない

おそらく、Pixel以外の機種にはインストールできないようにしているのでしょう。

試しにパソコンから検索してみたら見つかったのですが、このような表示でした。

ドコモ純正端末用のドコモメールアプリも、SIMフリー端末ということでインストールできません。回線ではなく機種を見ているようです。
(すでにインストール済みの純正端末から無理矢理アプリを引っこ抜いてきてインストールすることは可能でしょうが、そこまで試していません)

キャリアメール(@docomo.ne.jp)の読み書きはサードパーティのメールソフトで可能なのですが、メッセージR/Sを読むことはできなくなってしまいました

d払いの通知など、ドコモのサービスを色々利用しているとメッセージRは意外と届くので、これを受信できないというのはちょっと困りました。

まあ、最悪、他人のドコモ純正スマホを一瞬だけ借りて、SIMを差し替えてチェックすればよいわけですが…(今はこの方法でしのいでいます)。

やはり、小細工をしているだけに何かしら制約はあるものだなと思った次第です。

まとめ:素人にはお勧めできない?

以上、ガラケーを提示してXiの「ケータイプラン2」を契約し、さらにそのSIMをSIMフリースマホに挿して使うという技をご紹介しました。

私自身、携帯電話のプランにはそれほど詳しくないのですが、一般にこの手の契約手続きにはある程度の耐性があるため、何とかなりました。

しかし、この方法を万人におすすめできるかというと、ちょっとややこしすぎますね。

「耐性のある方」に気付きを提供できれば幸いですが、一読して「何のこっちゃ」と思った方は、やめておくのが無難です

また、現在ガラケーをお持ちならば、2021年4月提供開始の「はじめてスマホプラン」の方が、ハードルはかなり低いと思います。

このプランは元々スマホ向けですし、「持ち込み機種でのご契約も対象」と明記されていますので、ガラケーとSIMフリー端末を持ち込んで「このスマホに挿して使うよ」と言えば、完全にショップの想定内の手続きとして進めることができ、特にもめることもないでしょう。

 

とある大臣が「携帯料金が高い」と吠えたところ、データ使用量の多い人向けのプランは劇的に安くなりましたが、楽天モバイルを除き、ライトユーザー向けの料金プランには波及していないという印象です。

しばらくは、こんな知恵を出して、しのいでいくしかないのでしょう。

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