通販に頼りっぱなしの我が家ですが、その中でもamazonに次いでよく利用するのがヨドバシカメラです。
家電はもちろん文具や書籍なども売っており、送料無料かつ当日~翌日配送が原則なので助かります。
ヨドバシカメラといえば金色のポイントカードが有名ですが、貯まったポイント、皆さんはどうやって消費していますか?
もし、家電を買うときに使っているようなら、ちょっと考え直してみてください。
もっとおトクな使い方があるんです!
ポイントで買うとポイントがつかない!
ヨドバシカメラの「ゴールドポイント」は、一部商品を除いて10%還元。
つまり1000円の商品を買うと100ポイントが貯まります。
貯まったポイントは1ポイント=1円として使えます!ということになっています。
この宣伝文句、決して嘘ではないのですが、一つ大事な注意点があります。
それは、ポイントを使って買い物すると、その分にはポイントがつかないということです。
たとえば100ポイント貯まった状態で1000円のものを買うとします。
1000円まるまる現金払いなら100ポイント付与されます。
しかし「100ポイント+現金900円」で支払うと、新たなポイントは900円に対してのみ発生し、90ポイントしか付与されません。
そういうものなんだ。これって他店も同じ?
そうとも限らない。たとえば楽天は、ポイントで支払った分にも新たなポイントがつくね
ゴールドポイントの実質価値は?
このことから、ゴールドポイントの実質的な価値を計算してみましょう。
たとえば現金で1000円持っているとします。
これで1000円分の商品を買うと100ポイントが付与され、さらに100円分の商品を買えます。つまり現金1000円で商品1100円分を購入できます。
一方、同じものを全額ポイントで支払うには1100ポイント必要です。
このことから「現金1000円=1100ポイント」となり、割り算すると「1ポイント=0.909円」となります。
10%ポイント還元と聞くと1割引と思いがちだけど、違うのね
そう。大体9%引きぐらいに思ったほうがいい
ポイント還元率の小さい商品が狙い目!
――と、以上の計算はすべて「ポイント10%還元」という前提で進んできました。
しかし実際には、ポイントが10%も付与されない商品があるのです。
たとえばApple社の製品、iPhoneやiPadなどを見てみると、ポイント還元率は本体が1%、アクセサリが5%のようです。
つまり1000円のものを買っても50ポイントしかつきません。
そしてもう一つ、ポイント還元率が低いのが書籍です。
ヨドバシの通販サイトを見ると大体3%となっています。
還元率が低ければ、ポイントの価値が上がる
ふつう「還元率が低い」と聞くとガックリきますが、実はポイントの実質価値は上がります。
たとえば、還元率3%の書籍を買うことを考えます。
先ほどと同じ計算方法で、現金1000円を持っていれば1030円分の書籍を買えるので「現金1000円=1030ポイント」となり、割り算すると「1ポイント=0.971円」となります!
さらに還元率1%の商品なら、1ポイント=0.990円です。
だいぶ価値が上がった!
これなら1ポイント=1円と考えてもいいかなという気になるね
考えてみれば当たり前ですね。
現金で払っても3%(あるいは1%)しかポイントがもらえないわけですから、ポイント払いをして失うのは3%(1%)分だけ。
ポイントと現金の差が小さくなるわけです。
「10%還元」で稼ぎ、「3%還元」で消費する
以上をふまえて、ゴールドポイントの効率的な使い方は?
ここまでお読みいただいた方はもうお分かりですね。
書籍のようなポイント還元率の低い商品を買うときにポイントを消費し、通常の10%還元商品ではポイントを消費しない(現金などで買ってポイントを貯める)ことです。
それで最近、本をヨドバシで買ってるのかー
いちおう頭使ってんだよ
もちろん、書籍以外に3%還元の商品があればそれを買ってもよいですし、もっとポイント還元率の低い商品も探せばあります。
ご自分のニーズに合う「低還元率商品」を見つけてみてください。
ジャポニカ学習帳とか幼児用の鉛筆とか、意外なものもヨドバシが結構安いよね
文具で稼いだポイントで漢字ドリルを買う、と
おもちゃでもポイント稼げるよ!
そうだね。サンタさんも活用してると思うよ
コメント