エアコンの「お掃除機能」は必要?不要?

今や当たり前の機能になった「エアコンのフィルターの自動清掃」。あれば楽そうだと単純に思う一方、最近は「弊害ばかりで不要な機能だ」とのネガティブな評価も見受けます。

では、実際どうなのでしょうか? 私たちの結論は「ズボラな人にとっては、あったほうがよい」です。

ちなみに、私たちは本当にズボラなので、過去7年間、全くメンテナンスをせずにエアコンを使ってきました。7年ぶりに中を開けてみた結果は…こちらをご覧ください。

最近、当ブログを訪れる人の検索キーワード上位に「エアコン お掃除機能 いらない」といったものが入っています。2017年7月31日現在、以下の...

賛否両論、お掃除機能の実態は?

フィルター掃除が不要になる!

最近のエアコンの上位機種には、必ずといっていいほど「お掃除機能」がついています。
エアフィルターにたまるホコリを自動で掃除してくれるというもので、フィルターを取り外して掃除機で吸うという普段のメンテナンスが不要になります。
また、「自動で掃除する→常にフィルターが掃除されている」という前提なので、お掃除機能なしのモデルよりフィルターの目が細かくなっているとのことです。エアコン内部まで到達するホコリが少なくなることが期待できます。

しかし逆風が…

登場当時は「夢の機能」のように思われていたお掃除機能ですが、最近は主にネット上で逆風が吹いているようです。

検索してみると「結局は手動で掃除しないと汚い」「お掃除機能付きの機種はエアコンクリーニングを頼むと料金が高くつく」といったことが主な理由のようです。

お掃除機能の目的はお掃除にあらず?

お掃除機能が掃除してくれるのはエアフィルターに付着するホコリです。設置環境にもよりますが、通常はこの部分の掃除をすべてお任せにできます。お掃除機能がないと、2週間に1回ぐらいは掃除機でフィルターを掃除しなければなりません。

「掃除」と書くと何となく「清潔のため」という感じがしますが、エアフィルターの清掃は、エアコンを清潔に保つためというよりは、吸い込みをよくして節電するためという意味合いが大きいように思います。フィルターが目詰まりしたら風も出ませんからね。
自動お掃除機能の主な効能は「ズボラな人でも省エネできること」なのではないかと思います。

また、お掃除機能と直接の関係はないのですが、上位機種にはお掃除機能が標準装備されているというのが現状なので、お掃除機能つきのモデルは、お掃除機能以外のところも優れているということになります。
「冷やす」「暖める」という本来の機能を重視するならば、結果的にお掃除機能つきのモデルになる、ということではないかと思います。

エアコン内部の汚れは別問題

一方、エアコン内部の汚れについては、エアフィルターの自動お掃除は直接関係ありません。言い換えれば、お掃除機能があってもなくても、エアコン内部は汚れるということです。
ただ、前述のようにお掃除機能付きの機種は目の細かいフィルターを装備しているので、多少は内部の汚れが緩和されるかもしれません。
また、掃除とはちょっと違いますが、エアコン内部でカビなどが発生するのを抑制するための付加機能(冷房運転終了後にエアコン内部を温めて乾燥させる等)が、フィルターのお掃除機能とは別に用意されていることがあります。

内部の掃除は業者に依頼する

エアコン内部の汚れを落とすには、いきおいハウスクリーニングのような専門業者を呼ぶことになると思います。
長年使ったらそのような清掃をするのもよいでしょう。お掃除機能あり・なしの価格差は確かに存在しますが(差額は1回数千円~1万円程度です)、これだけお掃除機能が普及していますので、今どき「お掃除機能付きの機種は対象外です」という業者は少ないと思います。

エアコンのクリーニングは、そう頻繁に頼むものではないと思います。
ネット上でお掃除機能のことを調べると「お掃除機能つきでも内部は汚れていますよ、我が家では半年に一度クリーニングを頼んでいます」などという話を目にしますが、大半は不安を煽って受注を増やそうとする業者の回し者ではないかと勘ぐっています。せいぜい数年に1回といったところではないでしょうか。

終わりに

以上、お掃除機能つきエアコンばかり指名買いしてきた私たちの、現在のところの結論です。単なる素人の見解ではあるものの、今のところ、お掃除機能つきを選んで後悔したことはありません。

冷房をつけっぱなしの夏場には、暑いなーと思っているときに限ってお掃除が始まり冷房がストップ、ということもありガクッとくるのですが、自分たちのズボラさから考えて、家に5台あるエアコンのフィルターを月2回忘れずに掃除できるとは思えません。
特に忙しい兼業主夫なら、お掃除機能つきの機種を選ぶのがよいのではないでしょうか。

そうはいってもお掃除機能つきエアコンは高い! そんなふうに考えている方へ、エアコンの買い時に関して考察した記事をご紹介します。時期さえ選べば、意外に安く買えますよ。

私たちが子供の頃は、夏でも最高気温はせいぜい30度ぐらいだったと思うのですが、最近では35度も珍しくない感じです。もはやエアコンなしの生活は...
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コメント

  1. クリーニング業者 より:

    お掃除機能は余計な機能です。意味が無い機能ではなく、余計な機能です。意味分かりますか?お掃除ユニットが付いてるから、余計にエアコン内部が汚れるんですよ。
    私はエアコンクリーニング業者で、実際に現場でエアコンを何百台と洗ってきました。
    お掃除機能付きのエアコンの方が内部が汚れていますよ!お掃除機能が付いていないエアコンの方が汚れがマシですよ!

  2. ツマー より:

    コメントありがとうございます。

    私たちはエアコンの内部を見たことがないので何ともいえませんが、余計に内部が汚れるという話はよく聞きますね。どうしてそうなるのか、ご専門でしたらその原理を教えていただけると参考になります。

    エアコン内部を汚さないということが至上命題であって、エアフィルターの掃除をこまめに行うという人にとっては、お掃除機能はいらないということになるのでしょう。

    しかし実際には、汚れ(埃)はエアコン内部だけでなく、エアフィルターにもつくわけです。そして、ズボラな人はこれを掃除しないわけです。
    この場合、お掃除機能があったほうがトータルではまだマシなのか? それとも(エアフィルターを年単位で掃除しなくても)お掃除機能がないほうがマシなのか? そこが問題だと思って、このような記事を公開しています。
    ここでいう「マシ」の判断基準も人それぞれだと思いますが、私たちの感覚では「性能劣化が許容範囲内である状態をより長く保てる」といったところでしょうか。

    実は最近、別の記事にて、業者様にはもっと刺激的な書き方で同趣旨の問題提起をしています。
    私たちも決してエアコンの専門家ではないので、お詳しい方との議論を通じてより正確な判断を下せるようになればと願っております。