【2018/10/22更新】すかいらーくの株主優待券、買取相場は? 今売るのは損?

2017年、株主優待を3倍増にして話題になった「すかいらーく」(3197)。

すかいらーくのお店を日常的に利用する方は思う存分食べればいいと思うのですが、そうでない方は現金化を考えるところですよね。

現金化の手段を「金券ショップで売る」「ヤフオクで売る」の2つに絞って、すかいらーくの株主優待券の買取相場を随時更新していきます

買取相場(最新~2018年6月)

調査日ヤフオク相場(ヒット件数)金券ショップA社買取金券ショップI社買取
2018/10/2285.3%3580%/-78%/70%
2018/10/1988.2%980%/-78%/70%
2018/10/1686.2%2080%/-78%/70%
2018/10/1287.2%1280%/-78%/70%
2018/10/487.9%1280%/-78%/70%
2018/9/2885.1%2380%/-78%/70%
2018/9/2284.2%3480%/-78%/70%
(*)注—–
2018/9/1985.0%3378%
2018/9/1389.5%1880%78%
2018/9/590.3%1976%78%
2018/8/2889.2%2076%74%
2018/8/1589.8%2476%74%
2018/8/889.0%2676%70%
2018/8/289.1%2276%70%
2018/7/2687.3%2776%
2018/7/1987.7%2576%
2018/7/989.2%3276%
2018/7/387.3%2580%
2018/6/2385.7%1278%74%
2018/6/1686.6%1276%74%

表の見方

  • 「ヤフオク相場」は、ヤフオクのサイトで「すかいらーく 株主優待」と検索した際の落札実績において、送料無料フラグが立っており、件名から額面が判明し、かつ確認日の前日に終了した件名のみを対象に集計。ただし「切手可」等、特殊な取引条件のものは除く。値(%)は各件名の落札率の単純平均
  • 「金券ショップA社(I社)買取」は、某金券ショップの、ウェブ上で公開されている買取価格。「旧タイプ(券)/新タイプ(カード)」の順に記載

(*)注 2018/9/22から集計方法を変更しました。24時間あたりの件数を集計することとし、市場が活況かどうかを件数からある程度判断できるようにしました。変更前後での値の比較にはご注意ください。

9月19日に確認したところ、ヤフオクに新たなカード式の株主優待券が登場していました。

使い勝手の悪化を反映したのか、まとまった金額の一括売却が嫌気されたのか、ヤフオク相場は目に見えて下落しました。
ただ、10月に入り多少は持ち直したようです。

また金券ショップでは、I社が新たなカード式の株主優待券を額面の70%で買い取る一方、A社は「買取不可」となりました。真贋のチェック方法が確立すれば、買取の再開もあるのでは?と思います。

関連記事もどうぞご覧ください。

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以下、「株主優待3倍増」以降の経緯について、詳しい解説です。

3倍増で買い取り相場は下がった

冒頭にも書きましたが、すかいらーくは株主優待券の配付金額を一気に3倍にしました。ということは、単純に考えて、市場に流通する株主優待券の量が3倍になります。

このことから、すかいらーくの株主優待券の買い取り価格も多少は下がるだろうと予想していました。

1枚で500円分の飲食ができるという「機能」に変わりはないので、極端な値下がりはないと思っていたのですが、実際には、3倍増に伴い、金券ショップでの買い取りレートがかなり下がりました

なお、すかいらーくは2018年6月期から、株主優待券のカード化を行います。
これでまた買取相場が若干変わってくるのか?という話も書いています。ご参考まで。

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金券ショップの買い取りレートは?

さて、すかいらーくの株主優待券を手っ取り早く現金化しようとすると、まず金券ショップに売るというのが考えられますね。

が、流通量の多さを反映しているのか、買い取りレートは高くありません

業界大手A社の郵送買取価格は、株主優待券の到着直後である2017年9月19日現在、額面の84%(500円券が420円)でした。ところが2017年12月6日現在では何と額面の50%(500円券が250円)、しかも上限30枚までとなっていました。

最新のレートは本ページ冒頭をご覧ください。「3倍ショック」から若干持ち直してはいるようです。

なお、上記はあくまで郵送買取のレートです。
金券ショップに直接持ち込んだ場合の価格は分かりませんが、レートは店舗運営費などを反映して安くなる傾向にあるので、せいぜい額面の5~6割と考えるのが無難でしょう。

参考までにもう1店、I社についても調べました。

こちら、2017年9月19日の買い取り価格が額面の82%(500円券が410円)でしたが、同12月6日現在では350円です。

これも郵送買取価格ですが、 I社の場合、ネットで買い取り予約の上で来店すると、店頭でも同一レートで買い取ってくれるそうです。

ヤフオク落札価格も下がっている

続いて、有力な売却手段であるヤフオクの落札価格を見てみます。

実は2017年3月ごろ、私たちは大半の優待券をヤフオクで売却しました。
約30枚を出品したのですが、落札価格は(送料を差し引いて)額面の89.2%。ほぼ90%といってよく、金券ショップで売却するより明らかに高レートでした。

そして半年後。落札価格は多少下がるだろうと予想していましたが、やはりヤフオクでも相場は下がりました

2017年9月19日現在、落札相場(最新の優待券が出回り始めた後)を調べたところ、最高でも86%台にとどまっていました。

1万円分、3万円分など、数量は多いほうがレートがよくなる傾向にありますが、そのように出品しても83%、84%といった落札額が見られました。

その後、若干ながらレートは上がっており、下は80%から上は90%超まで、平均的には86%程度(ただし送料は出品者負担)といったところでした。

ただ「まとめて出品すればレートがよくなる」という傾向は見られず、むしろ3000~5000円程度の買いやすい金額のほうが高値でも買い手がつきやすいようでした。

典型的には、5000円分が送料込み4380円で売れ、普通郵便の送料82円を差し引いて換金率約86%といたところです。

なお、出品にはYahoo!プレミアム(月額500円)への加入が必要であるほか、落札額の8.64%分のシステム利用料が差し引かれます(その分をTポイントで取り戻す方法もないではありません)。

普段からヤフオクで出品していないと、実質的な換金率は8割に届かない可能性があります

あえて、少し寝かせてみる?

すかいらーくの優待券には使用期限がありますので、あまり寝かせておくと市場価値が下がってしまいます。

しかし、2017年9月現在(株主優待券の配付直後)は供給過剰気味に見えました。早く現金化したいという人が多いのでしょう。
かくいう私たちも、できることなら早く現金化したいと思っています。

ということで、少し寝かせてから出品したほうが、落札額は上がるかもしれません。このへんは駆け引きですね。

…と思って3ヶ月ぐらい寝かせたところ、若干ですがレートは上がりました。しかし相変わらず、ヤフオクへの出品は山のようにあります。

【蛇足】すかいらーく株の未来予想

株主優待3倍増で一躍注目を集めたすかいらーく株ですが、個人的には先行き不透明だと思っています。
以下、ネット上の種々の情報を聞きかじった素人の個人的見解ですので、話半分に聞いてください。

2017年9月現在、すかいらーくの大株主は外資系ファンドでした。今回の「株主優待3倍増」はこの外資系ファンドの意向では?という憶測があるようです。

というのは、株主優待3倍増を決定した約2ヶ月後に、この外資系ファンドがすかいらーく株を大量放出しているからです。株主優待で株価を吊り上げておいて売却、というわけです。

さらにその2ヶ月後、初めての3倍増優待の権利が確定する直前、株価が上がるタイミングでも2度目の大量放出を行っています。

そして2017年11月21日、権利確定を前にして、当該の外資系ファンドがすかいらーく株を全部放出すると発表しました。

一時は株価が下落しましたが、権利確定が近いこともあってか株価は持ち直し、それなりの高値で売り抜けたと思われます。

要するに、2017年のお得すぎる株主優待(そしておそらく配当金も)は、単に外資系ファンドが利益を得るための手段になっていたのではないか、ということです。

外資系ファンドがすっかり持ち株を売却してしまった今、異常ともいえる株主優待券の大盤振る舞いは中止になり、配当も少なくなるのでは?と懸念します。

その時、株価は当然下落することが予想されます。

ということで、現物株を長期保有するのは危険で、今までどおりクロス取引で優待を取りにいこう、と思うわけです。

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