我が家は3人とも花粉症です。
ツマーとムスコーは一般的なアレルギー薬を飲んでも眠くならないのですが、オットーはてきめんに眠くなってしまいます。
そんなオットーにも安心なのが、眠くならない鼻炎の薬「アレグラ」です。
確かに眠くはなりません。
しかし、眠くならないだけに効き目が薄いような気がしていました。
何気なく調べてみたところ、アレグラは食前に飲むべし!という情報を発見しましたので、同志に向けてご紹介したいと思います。
アレグラは薬局でも買える!
「アレグラ」という名前は何となく聞いたことのある方が多いのではないでしょうか。紫色の服を着た人が宣伝しているアレです。
ちゃんと名前で呼んであげないとファンから苦情来るよ
ほんとに名前を知らないんで、勘弁してください
元々は医者に処方してもらわないと入手できなかったようですが、今は宣伝をやっているぐらいですから、薬局でふつうに買えます。
売れ行きがいいようで、最近では同業他社が同一成分でもっと安いのを出しています。
「アレグラ」は先発品の商品名で、成分名としては「フェキソフェナジン塩酸塩」。
この成分が含まれ、1回60mgを1日2回服用、となっていれば本家「アレグラ」と同じです。
大手ドラッグストアなら「こちらのほうが安い!」などと銘打って取り扱っていることでしょう。
オットーは以下のように安く入手していますので、ご参考まで。
眠くならない、でも効き目は弱い?
アレグラの最大の特長は「飲んでも眠くならない」という点でしょう。
これまでのアレルギー薬は、飲むと眠くなるものがほとんどでした。
個人差はありますが、オットーは大体眠くなります。
薬の注意書きにも「運転は避けてください」といったことが書いてあると思います。
薬を飲まなければ鼻水やくしゃみで仕事にならない。
しかし薬を飲むと眠くなって、やっぱり仕事にならない。
そんなジレンマを抱えていました。
しかしアレグラは、飲んでも眠くなりません。「運転不可」の注意書きもありません。
薬に敏感なオットーも、アレグラを飲んで眠くなったという経験はありません。
これで安心だね!と思ったのですが、どうも効果が薄いように感じます。
しばらく飲み続けても「花粉症のせいで仕事にならない日」が時々あります。
飲まないよりはいいのでしょうが、「1日2回飲み続ければ完璧」とまではいかず、今一つ効果を感じられずにいました。
アレグラを飲むタイミングは食前?食後?
そこで調べてみたところ、アレグラは服用するタイミングで吸収率に違いがあるという情報を発見しました。
市販品には指定がない
そもそも、アレグラは「いつ飲みなさい」ということになっているのでしょうか?
調べてみると、まず市販品については「1日2回」という指定があるだけで、食前、食後の指定はありません。「空腹時にも飲める」ということは宣伝文句に書いてあり、したがって食前でもいいわけですが、食後はダメとも書いてありません。
処方薬の指定は?
では、医者で処方された場合にはどうでしょうか?
我が家がお世話になっている耳鼻科でアレグラをもらった場合、指定は「朝夕食後」です。
まあ、大体の薬は食後ですよね。そのほうが胃に負担がかかりにくそうですし。
なので、オットーは何も疑わず、食後にアレグラを飲んでいたわけです。
食後に飲むと吸収が悪い?
そんなとき、薬剤師向けを謳ったあるページに目が留まりました。
アレグラの添付文書を読むと、「食後に飲んだ場合、空腹時に飲むのと比べ、吸収されて血中に出てくる薬の総量が15%減少した」といったことが書いてあります(私たちは薬剤師ではないので、正確な情報は添付文書をご参照ください)。
上記のページには「医者に指示された場合、勝手に飲むタイミングを変えるな」と書いてありますが、薬局で買えるアレグラには食前、食後の指示はないわけですから、そのへんは各自でご判断ください。
食前服用に変えた結果は?
オットーは早速「食前服用」を実践してみました。
朝はいいのですが、夜はついつい飲み忘れるので、食前ではなく食間(寝る前)になっています。
本当は会社に常備しておいて、退社前に飲むのがいいんでしょうね。
その結果ですが、効き目に違いがあることを実感できています!
くしゃみが出て「今日は怪しいなー」と思うことはあるものの、そこから大きく崩れず、何とか持ちこたえられる日が増えてきたと感じます。
終わりに
アレグラは食前、食後を問わず服用できる便利なお薬ですが、食前に服用すれば効果を高められるかもしれない、ということが分かりました。花粉症でお悩みの方、参考にしていただければ幸いです。
なお、アレグラが効かないと言っている人の中には、そもそも1日2回ちゃんと飲んでいない人が意外に多いそうです。
また、しばらく飲み続けないと効果が十分発揮されないとのことで、飲むからには本腰を入れて、それなりの期間飲み続けたほうがよいと思います。
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