2018年10月2日、ダイエー(グルメシティ)でイオンギフトカードが使用可能になったことを確認しました。
これで、ダイエー店舗の「イオン化」がまた一歩進みました。
イオンギフトカードはイオン系各社の株主優待品になっているので、ダイエーで利用可能となったことは福音といえます。
ただ、各店舗には「イオンギフトカードが使用可能」ということがなかなか浸透しておらず、実際に利用しようとすると「使えません」といった返答もしばしばあります。
そこで、本ページではレジの操作方法についてもご紹介します。
操作方法を知らない店員さんに教えてあげてください。
イオンギフトカードとは?
イオンギフトカードとは、イオングループ各店で利用できるプリペイドカードです。
カードの形態はクレジットカード状の磁気カードです。
カードには一定金額のバリューがチャージされています。
1円単位で使用できますので、釣り銭はそもそも不要です。
手持ちのカードにバリューを再チャージすることはできません。
カードの残高はインターネットでも確認できるとのことなので、残高はネットワーク上に記録されていると考えられます。
技術的な違いはあれど、消費者から見れば「イオンでしか使えないクオカード」といったところですね。
2018年10月、グルメシティに変化が!
突然の「カード回収箱」登場
2018年10月、よく利用するグルメシティへ行くと、レジを抜けたところに「イオンギフトカード回収箱」が設置されていました!
イオンギフトカードは前述のとおりクレジットカード状なので、結構分厚いカードです。
しかし再チャージはできず使い捨てなので、手元には分厚いゴミが残ります。
これをゴミとして捨てるのはもったいないので、店で回収します!というので、件の回収箱が設けられたわけですね。
他の掲示はなし
これを見たオットーは色めき立ちました。
カードの回収箱が設置されたということは、イオンギフトカードがグルメシティでも利用できるようになった、と考えるのが自然です。
急にそわそわし出して、店内の掲示を一通り見て回ったのですが、「使用可能になりました」という掲示は見当たりません。
レジの人に聞けばいいのですが、忙しそうでなかなか声をかけられません。
結局、モヤモヤしたまま店を去りました。
カスタマーサポートに確認の結果…
ネット上にも新たな情報はなく、2015年時点では「ダイエーでイオンギフトカードは利用不可」という情報があるだけでした。
そこで翌日、ダイエーのカスタマーサポートに問い合わせてみました。
なかなかレスポンスが早く、ものの数時間で回答がありました。
やはり、2018年10月2日から、ダイエー・グルメシティ(全店かは分かりません)でイオンギフトカードの取り扱いを開始したとのことです。
やったー!!
地味なイオンギフトカード、株主優待で大活躍!
ところで、ここでご紹介している「イオンギフトカード」、実物を見たことがある方は意外と少ないのではないでしょうか。
ひょっとすると、「買い物=イオン」という地域では、通貨のごとく大量に流通しているのかもしれません。
しかし、イオン店舗の少ない私たちの生活圏では見かけることが稀です。
そんなイオンギフトカードが、数年前から我が家に送られてくるようになりました。
イオン系数社の株主優待です。
株主優待でイオンギフトカードをもらえるのはこの会社
私たちは株主優待目当ての投資をしています。
(興味のある方は以下の記事をご覧ください。)
株主優待品としてイオンギフトカードをもらえる企業としては以下の会社があります。
- イオンモール(8905)
- イオンディライト(9787)
他にもあるかもしれませんが、私たちは上記2社からイオンギフトカードを何度かいただきました。
(2019/5/30追記 親会社であるイオンも、1000株以上・3年以上の継続保有者にはイオンギフトカードを送っています。読者からのコメントで判明しました。ご指摘ありがとうございました。)
なお、親会社のイオン(8267)は、100株以上の保有者に対し、買い物の代金から3~7%をキャッシュバックしてくれる「オーナーズカード」を送ってきてくれます。
このオーナーズカードはダイエーでも使えますので、ダイエーをよく利用する方は要チェックですよ。
もし「使えません」と言われても、諦めずに試してみよう
閑話休題、ダイエー・グルメシティでイオンギフトカードが利用できるようになったことが分かりました。
これまで私たちは、やや不便な場所にある(かつ、全般的に割高な)ピーコックストアで仕方なくイオンギフトカードを消費していました。
でも、これからは日常の買い物でバンバン消費できます!
取扱開始数日後、全く浸透していない
喜び勇んでグルメシティに行き、「これ、使えるようになったんですよね?」とイオンギフトカードを差し出したのですが…
レジのおばちゃん、イオンギフトカードをICカードの読み取り部にかざします。
違いますから! 単なるプラスチックカードですから!
「クレジットカードみたいに読み取るんですよ」と説明したのですが、単にカードスキャンするだけではエラーが出ます。
レジのおばちゃん、隣のレジにいた男性(多分そこそこ偉い社員)に尋ねたのですが、「使えません」との回答。
いやー、ある程度想像はしていましたが、現場に浸透してませんねー。
すでに10種類以上の決済手段に対応しているわけですから、取扱頻度の低いものまで覚えていられない、という事情は分かりますが。
レジ打ちの方法はこうだった!
おばちゃんは諦めずに方法を探っていましたが、オットーが
「あそこに回収箱ができましたよね? あのカードです」
と助け舟を出したところ、おばちゃん、ついにひらめきました。鋭い!
2018年春に導入された新型レジでは、商品スキャンが終了したところで「その他の支払い」といったボタンが表示されます。
このボタンを押すと、候補の中に「イオンギフトカード」がちゃんと入っています。
「イオンギフトカード」を選択して、カードをスキャンすればOKです。
ただし、カードスキャンから決済完了まで一呼吸待たされます。
センターに残高を問い合わせているのかもしれませんが、初めてだとドキッとします。
実は今回、間の悪いことに残高不足で、レジのおばちゃんに渡したイオンギフトカードで全額を支払うことができませんでした。
このような場合、ひとまずスキャンしたカードを使い切り(レジの操作は注意して見ていませんでした)、あらためて「その他の支払い」→「イオンギフトカード」と進んでいけば、不足額を2枚目のイオンギフトカードから支払うことができます。
終わりに
以上、ダイエーでイオンギフトカードが使えるようになった、という件でした。
この記事の公開前日、ダイエーの公式ホームページでも確認できるようになりました。
よくあるご質問(ダイエー)
http://www.daiei.co.jp/contact/faq/index.html?no=0
最後の方で実況中継したとおり、店舗によっては「使えるようになった」ということがほとんど浸透していないようです。
ですから「使えません」と言われても諦めるのではなく、「その他の支払い」ボタンを押してみる等、少し頑張ると実際には使える、ということがありそうです。
イオンギフトカードを持て余している方、ぜひお試しください。
コメント
親会社のイオンも
1000株以上で3年以上保有の株主にはギフトカードを送ってきます。
イオン株主様
ご指摘ありがとうございました。
100株の弱小株主ゆえ、全く眼中にありませんでした。
本文は修正いたしました。