LIBMOのコース変更に裏技あり! 通話機能だけ解約するには…

TOKAIコミュニケーションズの格安SIMサービス「LIBMO」を愛用しています。
同社の親会社であるTOKAIホールディングス株を300株以上持っていれば、株主優待として月々の利用料を850円ずつ割り引いてくれるため、相当割安に利用することができるのです。

成り行き上、通話・SMSの可能な契約になっていたのですが、冷静に考えるとデータ通信以外のサービスは不要でした。
公式の案内では「通話可能SIM」から「データ専用SIM」への変更はできないとのことで、通話可能SIMを一旦解約した上で、データ専用SIMを新規契約することを検討していました。

しかし、実質的には通話・SMSだけを解約し、データ通信のみを継続するということが可能でしたので、その方法を書き残しておきます。

株主優待で格安SIMがさらに安くなる!

TOKAIホールディングスは、その名のとおり、静岡県を地盤とするインフラ企業(の持ち株会社)です。

元々は都市ガス、プロパンガスから始まった会社ですが、今ではケーブルテレビ、電力、そしてインターネット接続と、多種のインフラを扱う企業グループとなっています。

当初1年間は「10分かけ放題+3GB」が実質無料だった

このTOKAIホールディングスが、新規に始めた格安SIM事業「LIBMO」の普及のため、株主優待のメニューにLIBMOの割引を加えたのが2017年9月期。

この期と2018年3月期の2回、LIBMOの通話・SMS機能付きSIM(データ通信量3GB/月+10分以内の通話が無料)を1年間実質無料で利用できるという株主優待がありました。
当時のことは別記事にまとめてあります。

TOKAI HDの株主優待に格安SIM「LIBMO」が期間限定で登場しました。株主1人あたり1回だけという隠れた制約はあるものの、フル活用すれば、わずか100株の所有で1年間、総額2万円以上の通信料金が実質無料となります。問い合わせ結果や株主への送付物の内容をふまえ、この株主優待をフルに活用する方法を考察します。

現在は「月850円割引」

2018年9月期以降は、さすがにこの大盤振る舞いはなくなりました。

その代わり、株主優待の新設を期にLIBMOと契約した株主への還元を念頭においたのか、同社株を300株以上保有している場合に、LIBMOの利用料金を「月850円×6ヶ月」割り引くという内容に変更されました(同社の株主優待は半年ごとの提供です)。

割引額だけ見れば大幅なダウンではありますが、それでも850×6=5100円の割引というのは株価に比して割が良い部類に入ります。

この制度は2020年5月現在も継続しており、携帯電話代を安く上げたい人にとっては穴場的存在となっています。

成り行き上、通話可能なSIMを契約したが…

最初1年は激安だった

オットーはこれらの誘いに乗り、2018年3月期の優待を利用して、2018年秋にLIBMOと新規契約したのでした。

携帯電話はすでに持っていたのですが、それを解約せず、2回線目の音声回線を持つことになりました。

10分かけ放題のオプションを実質無料でつけることができたので、家族以外への電話はすべてLIBMOから発信することにしました。

実質無料というだけでなく、これまで支払っていた通話料の分も節約することができました。
LIBMO様々です。

冷静に考えると、音声回線はいらない?

ところが1年を経過すると、急に割高感が出てきました。

株主優待による割引が月850円に減少したうえ、「お電話応援プログラム」の期限(当初1年間)が切れ、10分かけ放題オプションが月300円(割引価格)から月850円(通常価格)になってしまったためです。

当初の1年間はLIBMOの音声回線を多用していましたが、それはひとえに10分かけ放題だったからです。

多用といっても頻度は1日1回あるかないかという程度で、長電話はありません。
また、LIBMO加入前は「6秒2円」という他社サービス(ブラステル)を利用していました。
6秒2円換算で月850円分の音声通話をするかというと、多分Noです。
(参考までに、携帯電話の通話料節約の記事を以下に掲載します。)

オットーは未だにガラケーを愛用しています。携帯電話の元々の目的である「通話」に関して、ガラケーはよくできています。それに何より、月々の電話代...

では10分かけ放題を解約しようか…という話になりますが、考えてみれば、そもそもLIBMOの音声通話機能自体が不要なのです。

「通話SIM」を「データ専用SIM」に変更することはできない

そこでこの記事の本題、「LIBMOの通話可能SIMから、通話機能だけを解約したい」というニーズに行き着きます。

月850円割引があるという前提なら、データ通信は依然として他社よりお得であり、利用し続けたいと思っています。

SIMの種別を「通話可能」から「データ専用」へ変更できれば有り難いところです。

ところが、この変更は「不可」ということが公式ページに載っています

データ通信専用SIMから音声対応SIMへ変更することはできますか?(LIBMO よくあるご質問)
http://faq.libmo.jp/faq/show/11166

質問のタイトルは今回聞きたいことと逆なのですが、回答を見ると「データ通信専用SIM ⇔ 音声通話機能付きSIM」の変更はできないことになっており、私が望む変更も不可だということが分かります。

このFAQを読んで、ああ、これは一旦LIBMOを解約し、新たにデータ専用SIMを契約するしかないのだな、と諦めました。

SIMの追加や一部解約は可能、ということは…

ところでLIBMOでは、1契約で2枚以上(最大3枚)のSIMを利用することが可能です(データシェアオプション)。

SIMは後から追加することもでき、この際、追加するSIMの種別(通話やSMSの可否)は既存のSIMと同じでなくてもかまいません
1契約なのでデータ容量は全SIMで共有することになりますが、電話番号はSIMごとに与えられるので、通話可能なSIMを追加すれば、1契約で家族全員のスマホを運用するようなことも可能です。

ただ無料というわけにはいかず、1枚追加するごとに追加料金が月々発生します。
データ専用SIMなら月120円、音声SIMなら月820円です。
またSIM追加時には1回限りの事務手数料(3000円/枚)もかかります。

たまたま追加SIMを申し込んだ

私の場合、端末を買い換えてSIMの種別が変わった(既存のSIMを挿せなくなった)ので、データ通信専用で追加SIMを1枚申し込みました。

ここで追加SIMを申し込むのではなく、新規契約をするという選択もありました。
しかし株主優待の割引があと数ヶ月は継続すること、使い切れずに繰り越したデータ容量が相当残っていたこと、この時期「追加SIMを申し込むと事務手数料の一部をポイントでバック」というキャンペーンをやっていたことから、早晩解約すると知りながらSIMの追加を行ったわけです。

一部SIMだけの解約が可能!

その後しばらくして、「そういえば、株主優待の割引って何月までだっけな」と思い、LIBMOのコールセンターに電話をしてみました。

所用はすぐ済んだのですが(割引が切れるのはまだまだ先でした)、その際に「念のため」と思って、株主優待の割引を他契約に付け替えることが可能かどうかを尋ねてみました。
データ専用SIMを新規契約し、現在受けている株主優待割引をそちらの契約に移したいのだが、という質問です。

割引を移すことが可能かどうかという回答を失念してしまったのですが(おそらくNGだとは思います)、逆に提案されたのが、元々持っていた「通話可能SIM」のみを解約し、最近追加した「データ専用SIM」を残すという方法です。

そういうことが可能だったのか! まさに目から鱗が落ちる思いでした。
一部SIMの解約が可能というのはまだ分かりますが、最初に契約したSIMが「親」のような気がして、その「親」を解約して「子」だけ残すということはできないだろうと思っていました。でも実際には違いました。

この方法だと契約(ユーザID)はそのままなので、株主優待の割引も繰り越したデータ容量もそのまま。手持ちのデータ専用SIMは継続使用OK。いいことづくめです!

音声SIMの解約には最低利用期間(1年間)があり、1年未満での解約時には9500円+税がかかります。
ただ私は1年以上LIBMOを利用していましたので、この点、問題はありません。

これって、実質的なSIM種別変更ですよね?

LIBMOに言わせれば、これはあくまで「SIMの追加」と「一部SIMのみの解約」です。

しかし利用者からすると、これ、実質的には「SIM種別の変更」ですよね

音声SIMを持っている人がデータ専用SIMに変更したい場合は、まずデータ専用SIMを追加で申し込み、それが届いたら元々の音声SIMを解約すればよいわけです。
もちろん逆も可能ですし、「データ+SMS」への変更も同様にできます。

SIMの新規発行に事務手数料がかかりますが、変更手数料と考えれば許容できます。

まとめ:株主優待を継続的に利用したい方は参考に!

以上、LIBMOのSIM種別変更について、思わぬ方法で実質的に変更が可能であることをご紹介しました。

LIBMOについては、新規加入者を優遇するため、たとえばAmazonで「新規加入キット」を格安販売しています。
2020年5月現在、販売価格は432円、契約事務手数料は無料、さらにデータ通信月額利用料を3ヶ月間にわたり400円ずつ割り引くということで、実質マイナスといえる値段です。

これを利用すれば、契約事務手数料を支払ってSIMの新規発行→既存SIMの解約を行うより、新たにSIMを契約するほうが割安であるといえます。

ただ、株主優待の割引を利用している場合、割引の適用先を新規契約したSIMへ移行することが可能かどうかは不明で、もしNGだとすると、月850円の割引を数ヶ月分無駄にする可能性があります

また、既存SIMで通信データ量を繰り越している場合、新規契約したSIMへそのデータ量を繰り越すことは不可能です。

こうしたことから、SIM種別を変更したい場合、今回ご紹介した方法がベストな解となることもあるのではないかと考えます。

何かの参考になれば幸いです。

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